ウィスキー名:トルベイグ レガシーシリーズファーストエディション 2017
容量、度数:30㎖、46%
原材料:モルト
販売者:B.BREEZE[ビーブリーズ]
今日は「トラベイグ レガシーシリーズ1 2017」をご紹介いたします。ビーブリーズさんの量り売りです。
シリーズのセカンドエディションについては先般このブログでご紹介しております。
『スカイ島で190年ぶり2番目に建設された「トラベイグ蒸溜所」の、ファーストリリースボトルになります。
ファーストフィルのバーボン樽にて熟成、ヘヴィリーピートタイプ、今後のトラベイグ蒸留所の過程を表現されています。
フルーティーでまろやかさもあるピートウイスキーを目指しスタートされ、伝統的な手法と現代的な手法を融合し造られています。』
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- やや薄い枯芝色。澱もなく、とてもきれいな色合いです
<香り>
- 最初はフレッシュでクリーミーな香り
- 飲みだすと上品なヨード感
<味わい>
- 上品な酸味と、優しい味わい
- それでいて優しいピート感がそーっと寄りそってきます
- 洋梨、酸味の利いたふじリンゴ
- 次第にドライなスパイシーさも感じます
- 余韻は、酸味とドライな優しい味わいが穏やかに残ります(この辺がセカンドエディションと大きく違います)
- 少し(3割程度)加水すると、酸味と優しいドライなピート感をメインに感じるようになります
- 完成度の高い優しい味わいを感じます。国産の厚岸にもこの辺の味わいは見習ってほしい気がします
- 加水後の余韻も穏やかで、このモルトの旨味を長く楽しむことができます
ボトルで買ったセカンドエディションは、ヨード感と言うか、ピート感がより強く感じます。個人的な好みで言えば、今回のファーストエディションの方が私の好みに合います。
でも、肉料理や岩ガキの蒸し料理などには、セカンドエディションの荒々しさがマッチするように感じました。
トルベイグ レガシーシリーズファーストエディション 2017とセカンドエディション、あらためて飲み比べてみました。ボトルデザインも似ていますが、味わいは似て非なるものでした。
個人的には今回のファーストエディションは、ストライクゾーンに近い美味しさです。スモーキーさというか、ピート感がウイスキー本来の持つ旨味を引き立てている気がします。
それに比べて、セカンドエディションは、ヨード感というかピート感が強すぎて、ウイスキーだけで飲むにはちょっと厳しい感じがします。
できればお料理と一緒に味わいたい気がします。アンガス牛の400グラムのかぶりつきとか、岩ガキの蒸したものの皿盛りといっしょに、豪快にボトルをがぶ飲みするようなイメージが、セカンドエディションにはあります。
私はセカンドエディションは、オークションで数千円で買えましたが、ネットではもう少し高い気がします。ファーストエディションは、探していますがなかなか見つかりません。
個人の好みですが、一万円以内で買えるなら、国産ウイスキーの厚岸の代替としてイチオシだと思います。