古酒の澱やコルク屑について

最近お値打ち価格で落札出来たリズモア12年特級ボトル。30年以上の年月を経て私の元にたどり着いたわけですが・・・

飲んでいてもとても美味しいのですが、コルクの状態が悪く、コルク屑もボトルの中に溜まってしまっています。

グラスに注ぐと若干、コルク屑が入って来るので、気になると言えば気になります。

そこで、ウイスキーの瓶は換えずに中身をペーパータオルで濾すことにしました。

元の瓶は、ミネラルウオーターで洗浄して乾かし、再度ウイスキーを戻すことにします。

傷んだコルクはそのままだとまたコルク屑が瓶の中に落ちるので、コルク栓も元気なものと交換です。

はたして上手くいくでしょうか。

まずは、ペーパータオルを使って少しずつ、瓶のウイスキーを濾していきます。濾し終わったウイスキーは、いったん大きなザルの水受けにあけていきます。

濾し終わると、今度はリズモアの瓶の洗浄です。最初は水道水で洗い、仕上げでミネラルウォーターで洗浄します。

あと、瓶の口の部分も汚れていますので、綺麗にします。逆さにして残りの水を切り、乾くのを待ちます。

瓶が乾いたらウイスキーを注いで元に戻します。グラスに一緒に入ってきたコルク屑は消え、気持ちよく飲むことができるようになりました。

また、瓶の注ぎ口もきれいにします。

下の上下の写真は、清掃前後の写真です。

コルク屑など気にしないで飲めば良い事なのですが、オールドボトルをオークションで落札した場合は、ほんのひと手間かけることにしょって、さらに美味しく飲むことができると思います。

ウイスキーを濾すと、コルク屑が除去されますが、多少の濁りであれば、濁りも除去される場合もあります。

これからも、新しいボトルが落札できるまで、このリズモア12年特級、大切に飲んでいきたいと思います。

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