購入年月日:2022年1月16日
購入場所:BARレモン・ハート
購入価格:12,000円(税込13,200 円)
蒸留年、熟成期間:2011年、8年
カスクタイプ:バーボン
原料:モルト
度数、容量:58%、700㎖
輸入者:ジャパンインポートシステム
今日は、以前大泉学園のBARレモン・ハートで購入したプライベートブランドのカリラ8年(蒸溜年2011年)をご紹介いたします。
漫画BARレモン・ハートが2020年に漫画アクションにて連載35周年を記念してボトリングしたものだそうです。お店で飲んで美味しかったので、ボトルを買って家で所蔵していたものになります。
それでは早速開栓して飲んでみましょう!
〇開封
開封はすんなりできました。コルクも傷んでおらず、すんなり抜くことができました。
〇色合い
やや薄めの琥珀色です。
〇香り
- 少しピーティーな香り、少しツンときます
- 時間が経つとフルーツのような甘い香りが広がります
- ドライでスパイシーな味わい
- スモーキーさもかなりパンチが利いていて、個性的な味わいですね
- 度数が高いためか、舌先が少しピリッときます。味わいは、いかにもカリラらしいピートの利いたスパイシーな風味が支配的
- 時間を置いてゆっくり飲むとフルーツの甘みを感じることができます
- 少し加水すると、スモーキーさ、スパイシーさが加速します
- ウイスキーと同量加水すると、ほどよいスモーキーさとスパイシーさがバランスよく感じられるようになります
前にもご紹介いたしましたが、テイスティングコメントは、
【香り】は、木、クローブ、蜂蜜、磯、ビスケット、ピーチ、青りんご。
【味わい】は、滑らかで口に含むと、最初はやわらかく後からアタックの強さを感じる。穏やかなピート香からローストしたナッツ、柑橘系、トロピカル感を感じさせる甘味が広がっていく。
【フィニッシュ】は、チョコレート、ベリー感が最後に残っていく。余韻は長く鼻に抜けていく感じが心地よい。』とのことでした。
実際飲んでみて、開封直後のボトルは度数も高い為か、いかにもカリラらしいピートの利いたスパイシーな風味が支配的になり、余韻も含めて麦の甘みをあまり感じることができませんでした。
以前、お店で飲んだボトルは、開栓後数週間は経過したボトルの様でしたので、本来の味わいを堪能できるのは、もう少し時間の経過が必要なのかも知れませんね。
バランスの取れた美味しさということでは、オフィシャルの12年のボトルがカリラの場合断然おススメです。
一方、このようなプライベートブランドや数年といった熟成期間の短いボトラーズのボトルなどについては、飲むタイミングや飲み方なども、考えていただく必要があるかもせいれませんね。
今回のボトルは時間をかけていただいたので、美味しく飲むことができましたが、以前信濃屋さんで買った短い熟成期間のカリラは、かなり飲みづらかった気がします。
あいまいな記憶ですが、6年とか熟成期間が短く、度数ももっと高かったと思います。
まあ、その頃は飲み方も分らず、手当たり次第に買っていたからだと思いますが、今にして思えばもっと工夫して飲んでみたら、違う側面を垣間見ることが出来たのではないかと後悔しています。
この手の個性的な味わいのシングルモルトを飲むときは、それなりの覚悟と工夫、あと経験値が必要なのだと最近漸く悟ることが出来た気がします。