BLUE GIANT 4回目視聴! Dolby Atmosよりも良かった轟音シアター!!

昨日は朝から早起きして8時台上映の『BLUE GIANT』を観ました。なんと今回で4回目の視聴になります。


www.youtube.com

60年以上生きてきて、同じ映画を上映期間中に2回以上見たことは、最近まで1度もなかったのですが、最近は2回以上見る映画も増えてきました。

くり返し見ることにより、見落としていた箇所や誤解していたとこが、はっきりと理解できて、作品を一層深く楽しめる気がしています。

そういえば、20年くらいまえに会社の先輩が、『映画はとても安い』と言っていたことが記憶に残っています。

なぜかというと、何時間も楽しめて、たった千円ちょっとで楽しめるから、というのが理由でしたが、改めてその真意がわかる気がします。

 

ギャンブルやデリバティブなどの運用は、時間を散々使っても、手元に残るものは意外と少なく、過ごしている時間の充実感はまり感じられない気がします。

唯一、ギャンブルでも勝とうとギラギラせず、競馬場行って馬券を楽しみながら買って、レースを観戦するのも良いかなと、思っています。

 

競馬に関しては、S-Johnnyさん、のブログがとっても熱いです!展開されている予想を元に競馬場で馬券を買いながら応援するもの面白いと思います。

www.s-johnny-garden.com

メインレースを中心に、数千円くらい使って帰ってくるのも、良いかなとひそかに計画しています。

 

また、大阪に、競馬の血統を整理・分析している先輩もいるので、その先輩にも意見を聞いて、S-Johnnyさんの予想と、先輩の血統分析でレースを楽しみたいですね。

映画を見るのも楽しいですが、予想を元に自分のシナリオを考えるのも、競馬の醍醐味かもしれません。ウリボウたちも競馬場に連れて行ってあげるとしましょう。

ウリボウ兄弟の中では、兄貴が赤鉛筆を耳に挟んで、競馬新聞を見ているさまが絵になるように思えます。

 

さて、4回も観た映画『BLUE GIANT』。今日観たのは「轟音シアター(バージョン)」です。

これって、結論から言うと、私の満足度はDolby Atomsよりも良かった気がしています。

視聴した席も後ろの方だっから、音響効果も良かったのかもしれませんが、とにかく今まで4回観た中では一番良かったです。

轟音 || TOHOシネマズ

東宝シネマズ公式ホームページより

『「音の体感・迫力あるサウンド」を意識したシアターです。スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮するアイソバリック方式を採用したサブウーハーを導入します。

TOHOシネマズ以外では体験できない、空気を震わせる体感型サウンド・シアターを実現します。』

くり返しになりますが、今回初めて視聴しました轟音シアター、Dolby Atomsよりもストレートに演奏そのものを楽しめた気がしています。

  • Dolby Atmosは音の周り、映画の各シーンの音がどこからするのかという細かな設定には驚くものの、そこまで要るの?と思う面がありました。ジャズの演奏での効果もとても良いとは思いますが、メリハリに少し乏しいかなという気もします。
  • 反面、轟音シアターは音のメリハリが出来ていて、音を回すとこはしっかりサラウンドしているのに、ジャズの演奏シーンでは主人公の演奏の迫力が半端なく伝わってくるところが最高にいいです。
  • お値段的にはDolby Atmosはプラス200円ですが、轟音シアターは通常料金で視聴できるのも魅力です。

もともと通常バージョンでも、音響のクオリティは極めて高く、発射台は高いと思うので、是非ともDolby Atmos版以外に、轟音シアターも体験してみることをおススメいたします。

今まで、Dolby Atmosは後ろの方の席では見ていないので、次回は早めに予約をして、後ろの方の真ん中の席で視聴することにします。

bluegiant-movie.jp

 

それにしても、4回も同じ映画を観てしまうなんて、今までになかったことです。とにかく約2時間の映画ですが、ストーリーのつながりがすごくいいのです。まったく流れが止まらず、テンポがいいのです。

そして、溌剌とした若者の成長がみられる喜び、人を信じる思い、同時にこだわるべき演奏への厳しさ。すべてがこれでもか、というくらいに、切れ目なく流れるようにストーリーが進むのがとても良かったです。

 

また演奏のクリオリティが高いだけでなく、映像の効果も非常によく音楽とマッチしていて、総合的な完成度が極めて高いと思います。

主人公のサックスは押しが強くとても迫力があります。ウイスキーに例えるならアイラモルトのラフロイグのよう。

ピアノは優しさに満ちて、まろやか。スペイサイドの繊細でフルーティーなウイスキーを連想します。ストーリーではもまれて、後半開花するのは、ハイランドモルトの要素も取り込んだかのように思えます。

ドラムは真摯にどこまでもまっすぐな音色を奏でる。昔ながらの伝統的なブレンデッドウィスキーを連想します。

彼自身の存在がサックスとピアノの2人の天才をくっつける接着剤の役割を果たすとともに、自分も含めて一緒に奏でる演奏がブレンデッドウィスキーのグレーン原酒のような役割を果たしているのではないでしょうか。

彼の役割の強弱によって、効果は都度変わってきます。ドラムの役割はまさにそういうものなのかもしれませんね。

 

青春の偶然の出会いから、短い間に最高のステージまで上り詰めた「若者たちの素晴らしいドラマ」だと思います。

 

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東宝シネマズ公式ホームページより