購入年月日:2013年12月17日
購入場所:ヤフオクストア シンエイ
購入価格:2,500円(税込)送料別途
購入状態:着物、状態は優良
素材:正絹
今日は、七宝に花模様、本場結城紬型染めの着物を解いた生地です。着物の生地の記事は、少し書きためているケースも多いのですが、深夜0時のアップまで残り30分くらいになっています。少し焦りが・・・
今回はウリボウにも登場してもらい、生地の模様の大きさや色合いを見るうえでの、参考にしていただけばと思います。uribouは茶色ですので、色合いの参考にはなると思います。
それでは、詳しく状態を見ていきたいと思います。
(地色・状態)
着物は掛衿山に点シミがあるとのことでしたが、生地本体の状態は大変良いです。着用可能とは、書いてありませんでしたが、着用も可能だと思いました。
直前まで、リサイクル着物として、15,750円で販売されていました。地色は肌色に近い薄茶になります。
この着物は重要無形文化財のものと変わらない風合いを持つ、石下地方※で織られた結城紬とのことです。
※茨城県結城郡石下町を中心とするエリアは、「石下結城紬」を取り扱う組合(茨城県結城郡織物協同組合)があり、本場の重要無形文化財に近い風合いの結城紬を生産しています。本場結城紬は非常に高価なので、もう少し買いやすい結城紬をということで、生まれたのが、石下結城紬です。
本場結城紬と異なり、手つむぎ糸は使っていませんが、真綿からつむぐ糸を使用し、本場に近い風合いの結城紬です。私などでは、すぐには見分けがつかないと思います。
(風合い)
本場の結城紬のような「ふわ~っ」とした、なめらかな風合いです。
(用途)
しっかりした生地です。様々なものに加工できると思います。
この生地では、いくつかの着物の衿の部分のハギレと縫い合わせて、ファブリックボードを作っています。この緑の枠の下に、画像を貼っています。
穏やかな色彩は、ハギレであっても、ほんの少し使うだけでも、ファブリックボードに潤いを与えてくれているように思えます。
元々は、リサイクル着物として、そこそこの値段で売られていたものが、オークションにかけられ、たまたま安く入手できたのではないでしょうか。
ファブリックボード以外にも、底付の巾着や枕カバーなど、少しもったいない気もしますが、日常生活が楽しくなるようなものを作ってみたいです~