いつもこのブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
お盆を過ぎると少しずつ、秋の気配が忍び寄ってきます。遠くに見える富士山もどこか寂しげに見えます。
庭で栽培してたカボチャやゴーヤも失敗して、実がならなかったことは、すでにご報告した通りです。
伸びきった雑草と一緒に、枯れた茎や葉っぱを処分しようとしたら、あるものを見つけました。
直径は、小指の長さしかない小さなカボチャです。枯れた茎や葉の陰に隠れて見つからなかったのです。思わず嬉しくなって何枚も写真をとってしまいました。
ダメだと諦めていたのに、小さな成果だけど残る物があるって、素晴らしいものだと思いました。
そして、この小さなカボチャを見ていて、ふと自分の人生を振り返ってしまいました。少し感傷に浸ったりしました。
このカボチャほどの成果もない気がして・・・・
こんな小さな家の庭にも、昔は花が咲き、実がなったときもあります。結構熱心に世話をしていた気もします。
今はこの小さなカボチャだけが手元に残っています。
家族からは不人気のカエルの小さな置物がこのかわいい、小さなカボチャをいたわってくれています。
しばらくは、この村山大島紬の上で、ゆっくり休んでもらおうと思います。私も休む場所が欲しい気がしています。