ウィスキー(33)山崎12年 ミニボトル

久しぶりに日本のウィスキーを飲みました。国内のウィスキーは、価格的に安くておいしいのがニッカで、サントリーは、宣伝はうまいが実力は低いというのが私が持っている同社に対する印象です。

 

確かに白秋はおいしいと思いますが、だるまの混ぜ物やレッドの二日酔いのひどさに、サントリーのウィスキーは、正直あまりおいしいと思ったことがありませんでした。

              

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何か添加物を入れているのではないか?そう思ってしまうのは私だけでしょうか?

山崎も最初はセメダインみたいな匂いがして、アルコール臭がツンときて、抵抗を感じましたが、慣れるにつれて、本来のモルトの風味が出てきたような気がします。

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しかし、アルコールのツンと来る匂いは、蒸留したての樽熟成しないアルコールに近い原液を混ぜているのかな?という素朴な疑問を感じてしまいます。

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要はこのメーカー、私には全く信頼がないのです。一部でちょとだけおいしいものを作り、あとはニセモノでごまかす。そんなレッテルがはがれないのです。

ポートワインしかり、一度失った信頼を回復するのはかなりの努力が必要だと思います。要はニッカのように普及品でもおいしく飲めるお酒を提供できているのか?

 

以前の宮城峡のミドルボトルをコンビニで買って飲んでいた時に、このレベルのお酒をコンビニで出せる努力に心から、感動したものです。

ウィスキーは、きちんと安定的に出荷できなければ、日本のウィスキーを世界5大ウィスキー産地の1つなどと言うのは、おかしな話だと思います。

アメリカやイギリスで日本酒を作っている酒蔵が少しずつ出てきていますが、もう少し生産量が増えたからと言って、アメリカやイギリスを日本酒三大生産地とかいうでしょうか?

評論家の方々が、ほとんど一般的に手に入らないような高額の日本のウィスキーをすばらしいともてはやすのには、とても違和感を感じます。

 

いろいろな価格ランクの様々な種類のお酒を買うことが出来るスコッチのレベルの高さに心から、感心している今日この頃です。

 

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