購入年月日:2020年12月27日
購入場所:ヤフオク 個人
購入価格:ミニボトル54本セット 8,999円(税込)で落札。
送料(別途)1,330円 ゆうパック
商品状態:状態は良
原料:モルト、グレーン
度数、容量:43%、50㎖
製造者:ニッカウヰスキー株式会社
商品状態:状態は良
原料:モルト、グレーン
度数、容量:43%、50㎖
製造者:ニッカウヰスキー株式会社
今日も、ニッカの「ノースランド」をご紹介いたします。今回は、特級のミニボトルです。
〇開封
スクリューキャップがうまく回らず、少し開封するのにかなり時間がかかりました。ゴム手袋が必要でした。開封するのに20分以上かかりました。
〇色合い
綺麗な琥珀色。澱などはありません。
〇香り
無臭に近いです。
〇味わい
辛口でドライな味わいです。香辛料のような風味も感じます。前回2級のノースランドを飲みましたが、こちらの方が全然飲みやすく味わい深いです。モルトの風味も感じられて、木の樽の味わいも感じられます。
ただ、グレーンの含有率が高いためか、現在1,000円くらいで買える安いスコッチのブレンデッドのような味わいです。特級という表示は。税法上の意味だけで、あまり味わいとしての価値はないかもしれませんが、高級感は感じられない味わいです。
〇総合評価
余市と宮城教をブレンドして、グレーンウィスキーを加える。他のニッカのウィスキーでも、このウィスキー発売以降に行われるようになるのだと思いますが、このウィスキーの誕生はその走り的な存在だったと思います。竹鶴12年などが発売されたのは2000年頃なので、それまでは試行錯誤の連続だったのかもしれません。
媚びるところがない、男の酒(ウィスキー)という味わいですが、価格戦略や広告戦略がサントリーほど上手くないニッカにとって、まさに苦しんでいる最中の製品だったのかもしれません。まずい訳ではありませんが、資料的な価値以上の魅力はないように思えます。