ウィスキー(345)100パイパーズ

購入年月日:2020年12月27日
購入場所:ヤフオク 個人
購入価格:ミニボトル54本セット 8,999円(税込)で落札。
送料(別途)1,330円 ゆうパック
商品状態:状態は優良
原料:モルト、グレーン
度数、容量:43%、48㎖ 
輸入者:キリン・シーグラム(株)


今日は、ブレンデッドウィスキーの100パイパーズを取り上げます。今までずっと飲んでみたかったのですが、なかなか飲む機会に恵まれませんでした。今回ミニボトルですが、ようやく飲むことができて感無量です。

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製造は、シーグラム系列のジョセフ・E.シーグラム&サンズ社です。随分昔のボトルですが、傷みもそれほどなく、問題なく飲めそうな雰囲気です。

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〇開栓
開栓するのに少し力が必要でしたが、なんとか開栓できました。

〇色合い
綺麗な琥珀色です。澱などはありません。

〇香り
かすかに甘い香り。

〇味わい
ロイヤルサルートのオールドボトルを飲んでいるような、まろやかで甘い味わいです。甘いだけでなく、コクのあるしっかりしたボディを感じます。しかも、辛口というかドライな感じもして、切れがあるうま味を感じます。オイリーで流れるように喉を通って胃に落ちていきます。私好みの味わいです。

〇総合評価
この銘柄は、土屋守氏の「ブレンデッドスコッチ大全」によると、世に送り出すまでに、1000万ドルの市場調査費をかけて開発したウィスキーとのことです。それだけに、昔からスコットランドに伝わる100人のバグパイパーの伝説を引用して、ネーミングしたということが書かれています。

土屋さんの文書はとても素晴らしく、ストーリー仕立てでとても面白く書かれています。そのような紹介文書のなかでも、100パイパーズのくだりは、まさに名文だと思います。土屋さんの文書は、思いやりにあふれ読む人の心に浸みるような文書が多い気がします。

話はそれましたが、主要モルトはストラスアイラ、グレンキーズ、グレンリベットなどが使われ、随分贅沢な仕様になっています。味わう限りモルトの比率も結構高い気がします。総合評価としては、満足のいく一本で個人的には高く評価したいです。
 
今回は、ミニボトルでしたが、フルボトルも是非とも味わってみたい気がします。おいしいブレンデッドウィスキーを味わうことが出来てとても幸せな気分です。




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