ウィスキー名:クラウンローヤル
容量、度数:750㎖、40% 原料:グレーン系(コーン、ライ)、少しモルト
購入先:ヤフオク(閉店バーの譲渡品)
今日は、「クラウンローヤル」をご紹介いたします。
このボトルを以前飲んだのは20歳頃ですから、40年ぶりにということになります。


ボトル自体、かなり古いボトルになると思います。酒税証紙には1979年の記載がありますね・・・
それでは早速飲んでみましょう~
<色合い>
- とてもきれいな琥珀色です
- 紅茶のような色あいにも見えます
<香り>
- 澄んだハッカ、次第に微かに甘い香り
- かすかにバーボンチックな香りがします
<味わい>
- オイリーでコクのある旨み
- グレーンウイスキー特有の甘い味わいがしますが、甘ったるくなく、とてもマイルドな旨みを感じます
- 微かにバーボンの風味も
- 飲み進むと甘露な味わいがじわじわ感じられます
- 余韻は非常にまろやかな旨みと甘みがずーっと残ります。好感が持ている味わいですね
- 少し加水すると酸味が少し出てきますが、味わいはまろやかで旨みが加速します
- 加水後の余韻は優しい甘みと酸味が静かに残ります
正直、なんでオークション市場でこのウイスキーが不人気なのか、まったくわかりません。
以前は、癖の強いバーボンの味わいの印象たったのですが、久しぶりに飲んでみると、とてもまろやかな甘みの美味しいウイスキーだと思います。
ハーフサイズのボトルもセットで付いてきましたので、後日再度開栓していきたいと思います。
なお、このウイスキーは、1987年発行の世界の銘酒辞典にも掲載されています。
それによると、
「王冠を形どったラベルデザインになっていますが、1939年、イギリス国王ジョージ6世ご夫妻が、カナダ訪問の時に、シーグラム社が英知を傾けて作り上げた献上品」
と書かれています。この上品でまろやかな味わいは、カナディアンならではの奥行きのある美味しさだと思います。
現在、オークションでは非常に安いですから、気兼ねなく落札して飲んでいただければ、と思っています。
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