今日は、先日レモンハートさんに伺っ時に3杯目にいただいたモルトです。ウィリアムソンの12年です。
「マグ・メル」とは、ケルト神話に登場する死者の国です。この手の話題は、アニメや漫画などでもたまに取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれません。
前から気になって仕方がなかったボトルです。レモンハートさんが関与されたボトルとのことで、中身はラフ○イグとのことです。
マスターからの受け売りですが、いわゆるティースプーンモルトということで、ほんの少しだけ他のウィスキーの要素を入れることにより、原酒を安い価格で分けてもらうための技だそうです。
なんとなく、この言葉、前にも聞いたことがあるような。きっとロンケーナのマスターにも教わっていたのかも。
このボトル、レモンハートさんとウィスキーメディアサイトの「バレル」さんとの企画ものとのことです。
私好みの、美少女が死者の国でタクトを振っているのでしょうか?とても意味ありげな絵だと思います。
このような絵を誰が書くのか気になるので、調べて見ると画家の「今井喬裕」氏であることが判りました。なんて素敵な絵を描く人なんだろうと思わず、ファンになってしまいました。画集も出ているようですので、近いうちに手に入れたいと思います。
輸入取り扱いは、ジャパンインポートシステム。700㎖の容量で、度数は54%でカスクストレングスとのことです。
金色のモルトで、グラスに注がれるとやや甘い香り。口に含むと多少のヨード臭とピート感。後味は甘めの味わいが残ります。特筆すべきは、複雑な甘い香りが時間ともに、どんどん開いていくとこです。かなり長い時間、グラスに残る香りを楽しめます。
バランスのとれた良いお酒です。まだ買うことができれば手に入れたいボトルです。友人と楽しい会話を楽しみながらゆっくり飲みたいお酒です。