今日も大泉学園のバー、レモンハートさんでいただいたウィスキーを取り上げていきたいと思います。
レモンハートさんのオリジナルボトルで、グレンギリー1993 26年もの、加水タイプになります。
マスターの話では、1つの樽のボトリングで、カスクタイプと加水タイプを2つ出すというのは、あまりないとのこと。
うーん。黒丸先生に2案描いていただいた案が甲乙つけがたかったので(2枚の水着の女性の絵がどちらも素敵だったから)、2種類のボトリングにしたのではないかと、思ってしまったり。謎は深まるばかりです。
それでは早速飲んでみましょう!
〇色合い
きれいな黄金色です。
〇香り
- かすかに甘い香り
- ちょっと個性的なパンチの利いた香りも、たまに顔を出します。面白い香りです
〇味わい
- 円熟したうまみを感じます。43度の度数は、このモルトの個性を最大限に引き出しているように思えます
- マイルドでクリーミーな味わい
- 複雑な味わいと華やかな風味が見事に両立しています
- 最後は、ドライで麦の甘い味わいが続きます
- カスクタイプと加水タイプの飲み比べは、非常に面白いです。加水タイプを飲んでからカスクタイプを飲むと、穏やかな味わいと思ったカスクタイプが、かなり力強く感じます。
■まとめ■
このボトルに関しては、レモンハートさんのホームページにテイスティングコメントとして、次のように記載されています。
~加水タイプ~
【香り】スパイシー、セージ、柑橘、かすかに煙
【味わい】松の実のようなオイリーさ、ピーチ(ネクタリン)、オレンジ、レモンピール。少し舌でころがしながら味わうと玩具箱のように様々な表情を見せる。
【総本数】119本
グレンギリー蒸留所はサントリーの傘下になって以来、いろいろな種類のボトルに挑戦しているようです。
今回の2本のボトルをきっかけに、グレンギリー蒸留所の様々な他のボトルも飲んでみたいと思いました。
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