久しぶりに東京に帰ったときに、押入れから昔作った小物がいくつか出てきました。数年前に作った物が中心だと思います。愛知県に単身赴任してから作った物もあれば、5年前に作った物も多少あります。
この辺は、最近作った物です。大島紬の機械織の染の生地を使っています。サラッとした肌触りが特徴です。このような生地が取れる着物を500円くらいで落札できると最高なんですが、なかなか最近は安価では手に入らなくなっています。
こちらは、かなり以前に作った物です。小さい巾着と中くらいのサイズのセットで作りました。生地は泥大島の古い生地です。泥大島独特の香りがします。柔らかい風合いがなんとも言えません。
こちらは、プラスチック製のラック型の小物入れの底に敷くために作ったものです。ウィリアムモリスの綿生地を使っています。色違いの物も作っています。
他にも、巾着がいくつか出てきました。
アイボリーの古い紬で作った物です。少し硬い肌触りですが、独特の風合いが気に入っています。
次が結構気に入っている、革の底付き巾着です。真綿紬と羊の柔らかい革を使って作ります。革と布の縫い合わせはミシンの抑えの部分が革の部分のところで滑らなくなるので、結構縫うのに苦労します。
でも出来上がった見栄えや使い勝手は思った以上に良いので、納得のいくものができると思わず嬉しくなります。
その他、信州紬を使ったものやカラフルな小紋を使ったものなど、いろいろ作っていたようです。
上の扇柄の巾着は牛首紬を使って作った物です。牛首紬については、このブログでも取り上げたことがあると思います。下の黄土色の巾着は上代紬です。
この他にもいろいろ出てきましたので、続きはまた明日ご紹介したいと思います。