購入年月日:2020年4月28日
購入場所:ヤフオク
購入価格:3本セット10,000円(税込)
送料(別途)
商品状態:状態は優良、ただし開封済
原料:モルト
度数、容量:46%、700㎖
輸入者:国分グループ本社株式会社
今日は、トマーティン 2006アモンティリャードシェリーフィニッシュをみていきます。このボトルは、12年ものになります。
このウィスキーはリフィル樽に9年寝かせた後、アモンティリャード樽に移してさらに3年寝かせたものです。アモンティリャードとは、シェリーの一種で、日本ではオロロソなどはウィスキーの熟成に使われているので、知っている方も多いかもしれません。
なお、日本ではシェリー酒と独立したジャンルで扱われていますが、シェリーはスペインのアンダルシア地方で作られるワインの一種で、アルコール分が普通のワインよりも強いお酒の事のようです。
度数は、46%です。結構強めに感じられますが、2009 カリビアンラムバレルフィニッシュ同様、澄んだ甘い香りで、飲み口も非常にマイルドです。
綺麗な琥珀色です。3年間に及ぶアモンティリャードのシェリー樽での熟成が色合いに深みを与えているのかもしれません。先ほども滑らかな飲み口と申しましたが、特筆すべきは、飲んだ時の香りです。シェリーは飲んだことがないので分かりませんが、深みのある甘い味わいは年代物のラム酒を飲んでいるかのようです。
飲んでいる時の香りは、熟した甘い干し柿のような風味です。ねっとりとして、なんとも言えません。飲んだ後も甘い味わいが続きますが、麦の風味もしっかり感じられます。台湾のカヴァランウィスキーを飲んだ時のような味わいを感じます。
イチゴジャムとか干し柿とか甘いものがお好きな方には喜ばれるかもしれません。でも、私にとってはちょっと甘すぎる気もします。飲んでいると、ウィスキーを飲んだいるような感じがしません。
もう少し甘い味わいが抑えられると良いかもしれません。アモンティリャードのシェリー樽での熟成は1年くらいでちょうど良いのではないでしょうか。