紬とウィスキー

ウィスキーの感想と紬生地の愉しみ方などを掲載していきます!

ウィスキー(217)スプリングバンク12年カスクストレングス

購入年月日:2020年4月28日
購入場所:ヤフオク
購入価格:3本セット23,100円(税込)
送料(別途) 
商品状態:状態は優良、ただし開封済
原料:モルト
度数、容量:54.8%、700㎖ 
輸入者:株式会社ウィスク・イー


今日は、スプリングバンク12年のカスクストレングスです。スプリングバンク10年と同15年の3本セットでオークションで落札したうちの1本です。前回は15年をレビューしましたが、正直少し期待外れだった感は否めません。

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ネットショップやオークションでは、15年と同じくらいの値段が付いています。最初はその理由が分からなかったのですが、よく見ると「カスクストレングス」ということで、樽からの度数そのままに瓶詰めされ、度数が高い分お値段も高いようです。(そういう意味では本来ないかもしれませんが)
裏ラベルの解説が15年は英語で書かれていましたので、日本語で書かれていると少しほっとします。ほとんど同じ内容ですが、濾過していない説明の個所は、日本語のラベルでは注意書きでバーコードの上に分けて書かれています。

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さて、具体的に見て行きますと・・・
色合いは、15年ほど濃くはなく、10年とほとんど同じ色合いです。香りは度数が高い分、アルコール感は若干感じられます。澄んだモルトの香りですが、多少ツンときます。

味は、最初に結構大めに口に含んで、10年や15年と同じように飲み干したら、あまりの強さに口のなかや喉に結構な刺激を感じ、少しむせてしまいました。水を傍らに置いて、交互に飲まないと少しきついです。

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慣れてきて少しずつ、飲んでみると15年同様フィニッシュで麦の香りを感じますが、15年ほど強くは感じません。なお、5分くらい経過すると香りに変化が見られます。少し甘めの香りを感じようになります。味わいについては、ストレートで飲むとオイリーな風味とコクのあるモルトの風味の感触はわかりますが、特長がわかるようなイメージは伝わって来ません。

わずかに加水すると、甘さがぐっと引き立って来ますが、アルコールの強さがかなり強調されます。10年のときに感じたバランス感のある美味しさは感じません。さらに加水すると単なる甘いウィスキーになってしまいます。

私自身、あまりカスクストレングスに慣れていないことが原因で、このような感想になってしまうのかもしれません。正直、このお値段なら前回飲んだ15年同様、10年を2本買った方がはるかに楽しめるのではないかと思います。逆に言うと昔のボトリングされたものは違うかもしれませんが、現在の12年のカスクストレングスはバランスを欠き、12年の円熟味をあまり感じない気がします。若いウィスキーを飲んでいるような気がします。

改めて今回、3本のスプリングバンクを買って飲み比べてみると、10年のバランスの良さが際立って感じられます。10本くらいは買い置きしておきたいくらい思っています。

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