ウイスキー(621)キャンベルタウンジャーニー

購入年月日:2022年5年25日
購入場所:目白 田中屋
購入価格:5,729円(税込)
原料:モルト
度数、容量:46%、700㎖

 

今日は、先日目白の田中屋さんで購入したブレンデッドモルトのキャンベルタウンジャーニーです。

キャンベルタウンの蒸留所のシングルモルトウイスキーをブレンドしてボトリングしたものです。

私が好きなスプリングバンク蒸留所はもとより、グレンスコシア蒸留所などのウイスキーもブレンドされており、とても贅沢な仕様になっていると思います。

 

それでは早速飲んでみましょう!

 

〇開封

 すんなり開封できました

 

〇色合い

綺麗な薄いオレンジ色味がかった黄金色です

〇香り
  • 甘く爽やかな柑橘系の香り

〇味わい
  • 最初は穏やかなコクのある酸味
  • すぐ芯の通った甘みがやってきます
  • 多少若さを感じますが、ライトなドライ感と小気味いいスモーキーさはとってもナイス
  • キャンベルタウンの蒸留所の原酒の構成割合は不明ですが、スプリングバンクの風味もしっかり感じられると思います
  • 芯の通った甘さと酸味を伴ったうまみが、余韻としてほどよく続きます

<スプリングバンク10年との比較>

モルトの香水と呼ばれるスプリングバンク10年。とても美味しいのですが、キャンベルタウンジャーニーと較べると、かなりスモーキーでヨードの風味を感じます。

香り高く、風味豊かで、飲みやすく感じていたのですが、キャンベルタウンジャーニーと比較すると、結構重たく感じてしまいます。

飲み進むと、バンク10年の変わらない美味さを、改めて感じますが、キャンベルタウンジャーニーのライトながらコクがあり、酸味も利いた甘めの味わいは、とても飲みやすく癖になる味わいです。

比較するには、方向性が違い過ぎる感じがしますが、それぞれ良いところがありすぎて、一言では言い表せない気がします。

飲み比べるたびに新たな発見があり、飲み飽きないため、いつまでも飲み続けていたい誘惑に駆られてしまいます。

 

このボトル、10年くらいの熟成原酒で作ったら恐ろしいこと(めちゃくちゃ美味しい)になる気がしてなりません。若さがとれたボトリングにも、是非とも期待したいとこです。 

 

■まとめ■

2013年設立、看板ブランドであるオールド・モルト・カスク(OMC)シリーズが有名で、アイラ島9番目の「アードナッホー蒸留所」のオーナーでもある「ハンターレイン」が手がけたブレンデッドモルト。

キンタイア半島に位置する、キャンベルタウンの蒸留所の4~6年くらいの熟成のモルトを採用しています。


キャンベルタウンには、スプリングバンク蒸留所の他、グレンスコシア蒸留所やグレンガイル蒸留所もあり、箱やラベルのデザインは、キンタイア半島をへの旅を連想させる素敵な「ジャーニー・シリーズ」のウイスキーです。

このウイスキーはあと2~3本は、買って置きたと思います。間違いなく人気は沸騰し、買えなくなってしまう感じがします。原酒の色合いやラベルや箱のデザインは、オレンジ色を基調とし、今大人気のスプリングバンク10年を連想させます。

テイスティングの結果もとても満足のいくもので、多少甘めの味わいではありますが、スプリングバンク10年との飲み比べはとても楽しいと思います。

バンク10年のいいとこがさらにクローズアップされるとともに、若いながらもキャンベルタウンのモルトウイスキーを上手にブレンドして、価格を抑えて発売している手腕は、見事だと思います。

新興のボトラーではありますが、ハンターレイン社の取り組みは、これからも目が離せないですね。
他のジャーニーシリーズも飲んでみたいと思います。

※最近も、飲み比べを実施しています~

uribouwataru.com

 

 

 

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