購入年月日:2020年1月29日
購入場所:ヤフオク
購入価格:2,800円(税込):送料他の1本とあわせて1,000円
商品状態:状態は優良
原料:モルト、グレーン
度数、容量:40、700㎖
輸入者:メルシャン株式会社
今日は、先般バランタインの12年とセットで落札したクランマグレガーについて見て行きます。

箱も付いていますが、若干液面は低下しているような気がします。開封すると丸い紙のキャップ止めが付いていて、うまくキャップに入れないとスクリューキャップが締まりません。めんどくさいので捨ててしまいました。度数は40%で700㎖。最近最もよくあるパターンです。輸入元はメルシャンです。
千円とは思えないくらい美味しいことは先ほど述べましたが、ロックや水割りでも美味しく飲めます。特におすすめなのが、ファミマで売っている安曇野の天然軟水で、氷もいれないで倍か三倍くらいに薄めて飲むと、美味しさが引き立つ気がします。侮れない、コスパの高いウィスキーだと思います。
さて、キャンベルとマグレガー、同じクランが付くウィスキー同士なのですが、実は深い因縁があるようです。クランとは、スコットランドの土着豪族(士族)の名称のようなもので、数百種類のクランがあったそうです。イギリスの貴族とは異なり結びつきが強固な集団のようです。
そのような、クランの中で、最強だったのがキャンベル家で、マグレガー家を徹底的に迫害したようです。有名な赤毛のヒーロー、ロブロイもマグレガー家の出身だったようです。現代にいたっても両者の因縁は続いているかわかりませんが、クランマグレガーがクランキャンベルを売り上げで抜き去ることは、悲願のようです。(参考文献:土屋 守著「ブレンデッドスコッチ大全」(小学館))
どちらのウィスキーも、今や高価な価格の部類には入りませんが、シングルモルトとは異なり、ブレンデッドウィスキーの世界は、名前に秘められた多くの歴史があり、飲む者の興味を掻き立てるところがあります。