購入年月日:2021年4月17日
購入場所:ヤフオク 個人
購入価格:2,430円
送料(別途)800円 ゆうパック
商品状態:状態は優良
原料:モルト、グレーン
度数、容量:43%、1,000㎖
輸入者:サントリーアライド(株)
今日はバランタイン12年のロイヤルブルーです。
こちらのウィスキーは、マスターブレンダーのロバート・ヒックス氏の話によると、彼の師匠で「伝説のブレンダー」といわれた、ジャック・ガウディ氏が50年の経験を傾けて作ったもので、バランタインのなかでも日本だけの限定販売とのことです。(土屋守氏:「ブレンデッドスコッチ大全」小学館)
オークションでは、とてもお買い得な価格で落札でき、おそらく平均価格は2,300円前後で推移しています。送料を入れても3,000円ちょっとで購入できると思います。ただし出品されるものによって、ウィスキーの状態はまちまちです。アタリハズレがあることは覚悟した方が良いかもしれません。
私は、個人の方からの落札でしたが、外見は少しくたびれていましたが、中身の状態は問題ありませんでした。
開封は、プラキャップのため、簡単に開けることができました。プラ臭等の悪影響は一切ありません。
色合いは、やや深い琥珀色。見ているとうっとりしまうくらい、綺麗な色合いです。
香りは、柔らかい甘い香りが微かに漂います。
味わいは、バランスがとれたまろやかな味わいです。軽めの味わいからスタートして、徐々にウィスキー自体が持つ複雑な風味が少しずつ顔を出してきます。余韻も比較的長く続き、甘い味わいが口の中に長く残ります。シングルモルトのような味わいを感じます。そして最後に甘みがドライな麦の味わいに変わっていきます。
最近のシングルモルトはシェリー全盛で、1つのキャラクターが結構インパクトとして強い傾向のものが多いです。でも、バランタインの味わいはブレンドデッド故か複層的でカラフルな味わいだと思います。しかもバランスがとれているので、飲んでも飲んでも、飲み飽きることがないのが良い点です。
バランタインは、90年前後の17年がオークションでもハズレが少なくちょっと前までは3000円後半から落札でき、贅沢な味わいを廉価で愉しむことができた秀逸なボトルだっと思います。現在は5,000円前後に値段は上がってきていますが、2,000円程度相場上がったからと言って、コスパが下がったとは言えないと思います。
でも普段飲みのウィスキーとしては、少し高いかもしれません。その点ロイヤルブルーは、ポストバランタイン17年として、送料入れても3,000円ちょっとで楽しめる貴重なボトルポジションにいます。なぜか知名度がないせいでオークションの値段が伸びません。狙い目のウィスキーとして、個人的にはイチオシだと思います。ジャック・ガウディ氏が50年の経験を傾けて作った日本だけの限定販売品。スコットランドに遊びに行ったときにお土産で持って行きたいくらい、優れたブレンデッドだと思います。