さよならストラスアーン

今日ロングジョン8年の陶器ボトルを開栓していたら、コルクが折れてしまいました。

移し替えの替えのボトルも底をついたことから、もう少しで空になりそうなストラスアーンのボトルの残りをすべてグラスにあけて、改めてゆっくり味わいました。

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久しぶりに味わいましたが、小さな蒸留所の短期間の熟成ウイスキーにもかかわたず、とってもしっかりした味わいです。

樽の風味もモルトの旨みもしっかり感じられて、実力の高さが感じられるウイスキーです。

価格的には、日本の小規模の蒸留所がリーリースする価格に近い感じでしたが、味わいは本格的でさすがウイスキーの本場で勝負に出るだけのことはあると感じます。

 さて、空になったストラスアーンのボトルはミネラルウォーターでしっかり洗って、ロングジョン8年の中味を入れました。

ご覧の通り、ほとんど蒸発していなかったためか、700㎖のボトルは口一杯まで入りました。

昔の陶器ボトルでここまで中味が残っているのは珍しい感じがします。

さて、ストラスアーンに戻りますが、この最後の1杯、深いやや赤みがかった琥珀色がとても素敵です。

おそらく小さめの樽で熟成させたのだと思いますが、EX-シェリー樽での熟成が「この見事な琥珀色」を短期間でまとわせたことを可能にしたのだと思います。

このような手法は、小さな蒸留所の試みとしては、成功事例の1つになると思えます。

 

ストラスアーン、あらためて飲めば飲むほど、しっかりした味わいに驚くとともに、シェリー系の樽での熟成ウイスキーが好きな人には、応えられない味わいに仕上がっていると思います。

ツーショットくらいの残量はありましたが、あっという間に飲んでしまいました。この蒸留所のウイスキーはこれからもウオッチしていくつもりです。

それでは、今日はこの辺で失礼いたします。

 

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