牡蠣ウィスキー名:キャンベタンロッホ2023
購入年月日:2024年11月5日
容量、度数:700㎖、46%
原材料:モルト
購入価格:13,100円(税込)、送料1,150円
購入場所:豊島酒屋
輸入者:フロンティア物産㈱
おそらく2024年版かと思いますが、キャンベルタウンロッホがネット系の酒店で1万4千円前後で買えます。サイトによっては2024年版として宣伝していますが、2023年版と外見はほとんど同じです。
向かって右が2023年に購入したもの。左が今回購入したもの。
価格が高いのですぐには売り切れになることはないかと思いますが、スプリングバンクをはじめとしたキャンベルタウンのモルトが好きな方には是非ともおススメしたい一本だと思います。
先日、ネット酒店で購入しました。送料込みで14,000円くらいでした。いきなり見つけての衝動買いでしたが、前回購入したキャンベルタウンロッホ2023と飲み比べしたいと思っています。
早速箱を開封して中身を見ると・・・
ラベルは昨年とそっくりです。出荷時期をずらしただけの同じものだったりして(汗)。でも、キャンベルタウンのウイスキーは大量生産される感じではないので、ボトリングはたぶん違うのではないかと思います。
まあ、おいしければいいのですが。
今月のナケナシノお小遣いが轟沈するか否か。早速本日送られてきたので飲んでみましょう~
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- 美しい琥珀色。澱もなくきれいな色合いです
- 心なしか、向かって右側の2024年版の方が少し色が濃い気がします。
<香り>
- 木の樽の香り(共通)
- 次第に微かに芳ばしい炒り豆(共通)
- 昨年購入したものよりフルーティーな香り(今回)
<味わい>
- コクのあるしっかりした味わい。最初に現行のスプリングバンクの風味を感じます。スプリングバンクやロングロウの個性的な味わいが抑えらえており、飲みやすいです
- それでいて、味わい深い独特のピート感がとても後を引きます。うーん、ミズタコの刺身とか牡蠣の燻製が食べたくなります
- 干しブドウなど乾燥フルーツの風味も
- 次第にまったりとした複雑な味わいに心が奪われます
- 余韻は、上品な甘みとモルトの旨味が穏やかに残ります。少し辛口でスパイシーな余韻も残ります
- もったいないので、加水はしていません
<まとめ>
正直味わいは大きな違いはないと思います。出荷をずらしただけの同じものかもしれませんが、もし毎年このように同じような味わいをブレンドしたモルトで出すことができているとしたら、すごい技術だと思います。
このウイスキーは飲めば飲むほど、深みにハマりそうな癖になる味わいで、ラフロイグなどのアイラ系のピートがぐりぐりのウイスキーと比べると、まろやかでふくらみのあるモルト感とピートのバランスが大変すばらしいいです。
モルトの香水と呼ばれるスプリングバンクがキーモルト(おそらく)になっているのがうなずける気もします。個人的には少し前のロングロウの旧ボトルの風味も感じます。
アイラやスペイサイドのウイスキーもおいしいですが、キャンベルタウンの看板ウイスキーの味わいに興味がある方は、是非ともこのボトルを一度試されてはいかがでしょか。私のイチオシのウイスキーです。