最近コロナに罹ったり、良い事があまりなかったのですが、久しぶりに良い事がありました。
ついにPayPayフリマでキャンベルタウンロッホ2023をゲットできたのです。
たった今、宅急便で届き、開封して飲んでいます。感無量です。
とっても美味しいです。詳細は後日レビューの記事をアップしますが、久々に飲んだとてもうまいウイスキーです。
お値段は諭吉が1枚ちょっと消えましたが、その投資に見合う美味しさです。ここまで旨いウイスキーって最近飲んだことがない気がします。
過去のキャンベルタウンロッホ、何種類か出ていますが、貯金をはたいてでも全種類買って飲みたいくらい美味しいです。
年数表示がないボトルですから、深みと言う点では、確かにそれほどないかもしれませんが、バランス感が最高に良いのです。ストレートでぐびぐび飲めてしまいます。
アルコール度数は46%で、それほど度数が高くないためか、40%くらいのウイスキーと同じ感覚で飲めます。
しかし、ウイスキーってお金を散財しますが、このようなウイスキーを飲むために、私は働いているように思えます。ウイスキーの語源は、ゲール語で確か、命の水。
私にとって、うまいウイスキーは原動力=命の水になっています。恐らく、プレミア価格でなかったら、定価は1万円以下だと思います。
このウイスキーを1万円以下で作るということはすごい事だと思います。日本の最近のウイスキーメーカーには是非とも参考にして欲しい味わいだと思います。
最近では、サントリーさんのAo(碧)のスモーキープレジャーが抜群に旨いと思いましたが、これはそれを上回る出来だと思います。
ウイスキーってほんとうに奥が深いです。お酒の総合力ってあると思いますが、複雑な味わいと旨味は、美味しいブランデーと同じくらいか、あるいは上回る奥行きがあると思います。
くしくも日本国内では、クラフトウイスキーメーカーが生き残りで始めたブレンデッド(モルト)ウイスキーの販売。
スコッチではキャンベルタウンロッホなどが、だいぶ前から始めています。
グレーンウイスキーを入れても入れなくても、複数のモルトウイスキーをベースに、個性を叩きつけるようなボトリングは、飲む者にとって感動をもたらしてくれます。
また、それ以上に、ウイスキーを愉しむ根源的な意義を感じさせてくれると思います。
本質的な酒の旨味とはこういうものかと、改めて思い知らされました。これはある意味、アルコールの芸術作品かもしれませんね。
今は、メーカーさんともおつきあいがないので、うまいと思える酒を旨いと言える幸せを、心から感じている次第です。
この他にスプリングバンク10年の旧ボトルなど、キャンベルタウンのウイスキーについては、いろいろ入手を計画しています。
キャンベルタウンロッホやキャンベルタウンジャーニーに限らず、キャンベルタウンのウイスキーについては、もっともっと極めていきたいと思います。
今日は、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。