ウィスキー名:三郎丸Ⅱ THE HIGH PRIESTESS カスクストレングス
容量、度数:30㎖、61%
原材料:モルト
販売者:リカーライブラリー
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今日は「三郎丸Ⅱ THE HIGH PRIESTESS カスクストレングス」をご紹介いたします。リカーライブラリーさんの量り売りです。
リカーライブラリーさんのホームページより
【商品について】
タロットカードをモチーフにしたシリーズの第2弾となるボトルで、大アルカナ22枚の2番「女教皇(THE THE HIGH PRIESTESS)」がラベルにあしらわれています。
【蒸留所について】
1862年より富山県の砺波郡三郎丸村にて酒造りを行い、1952年からはウイスキーの製造もおこなっている若鶴酒造が建物の老朽化により稼働できていなかった建物や設備をクラウドファンディングによって改修し2017年に新たにリニューアルし稼働を始めた三郎丸蒸留所。完成時は北陸唯一の蒸留所となっています。
マッシュタンは三宅製作所製の最新型、蒸留には老子(おいご)製作所製で銅と錫を使用した世界初の鋳造型蒸留器「ZEMON」を導入しています。大麦はスコットランド産の50ppmヘビリーピーテッド麦芽を使用しビールとウイスキー酵母により発酵させ蒸溜をしています。熟成にはバーボン樽をはじめシェリー、ミズナラ、赤ワイン、スパニッシュオークなど様々な樽を使用しています。
生産地域:日本
蒸留所名/製造元:三郎丸蒸留所
カテゴリー:ウイスキー/シングルモルト
アルコール度数:61度
【公式テイスティングノートより抜粋】
<香り>
強いオレンジオイル、香ばしい素朴な麦芽、ミントとピート、天津甘栗、かすかにほうじ茶。
<味わい>
力強さのあるミディアムボディ、丸みと濃厚さ、強いオレンジオイル、アプリコット、香ばしい素朴な麦芽の甘味、殻付きの天津甘栗、天津甘栗とスモーキーの余韻。
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- 儚げな枯芝色
<香り>
- フレッシュな香り
- 甘い爽やかな香り。
- 次第にスモーキーな香りが顔を出します
<味わい>
- 酸味の利いたスモーキーな味わい
- 熟成年数がない割に深みのある複雑な味わい
- 心地良い酸味を伴ったスモーキーさは、ふわーとしたメロンのような風味に変わります
- 余韻は、複雑な様々な旨味がじっくりと続きます
- 2割くらい加水すると甘みは更に心地良いまろやかな味わいに変化します
- 加水後の余韻は、芯の通った麦の味わいが、心地良い甘みと共に穏やかに残ります
正直熟成期間も少ない割に高すぎるお値段と、プレミアムが付いている現状に『日本産ウイスキー甘やかしすぎ』と思っていました。
心の中のどこかで、厚岸も含めて、厳しい目で見ていたのだと思います。実際飲んでみると、予想以上に複雑な余韻は素晴らしいものがあります。
特に、最初に感じたメロンの風味がキックバックしてくるような感じ。なかなか他には無いと思います。
かなり熟成に工夫した成果だと思います。熟成期間が長くない分、工夫をかなりしているように感じます。
コストと労力がかかるウイスキー造り。過剰なプレミアムで市場を妙に底上げせず、ウイスキー好きの人が継続的に妥当な値段でウイスキーを買い続けることできる環境が一番重要だと思います。
新興のウイスキーの作り手が飽きられることがなく、多くの飲み手に、継続的に支えられていくことが大切なのではないかと思います。
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