麦秋に思う

駅前の麦畑。桜の咲く頃から急に伸び始めて、6月の声を聞く頃には、麦の穂が黄金色に色づき始めてきました。早いものです。

3~4ケ月で本当に収穫できちゃうなんて、すごいですね。このくらいの期間の取り組みで着実に成果がでる農作物があるということはありがたいと思います。

まだ、大麦の種類が確定できていませんが、おそらく六条大麦ではないかという気がします。

昨日は、駅から降りると少し、あたりの雰囲気、いつもとは違う雰囲気を感じました。この感じ、なんとも表現しづらいのですが。

春や秋の季節の良い時分、自分にはまだ無限の可能性があって、何か素敵な事が起こるのではないか?少しだけのワクワク感。

角を曲がった公園から、好きだった漫画や小説の世界が現実に起きるのではないか?そんな期待感。高校時代や大学時代、将来を思って夢想にふけっていた自分を思い出したりしたのです。

うーん、もっといろいろなことを考えたけど、思い出せない歯がゆさもあり、表現できない自分も悔しい。還暦も過ぎて何考えているのやら。

 

特に、昨日はその駅前の雰囲気にあてられたのか、高校時代に好きだった漫画の世界を思い出しました。『マカロニほうれん草』という漫画で、夢のあるスピード感があふれる漫画だったと思います。

ja.wikipedia.org

 

作者の鴨川つばめさん、今の若い方でご存知の方はいらっしゃらないかと思います。

もし、彼が十分な環境下で仕事が出来ていたら、もっと素敵なメルヘンチックな素敵なギャグマンガがたくさん残されていたのではないかと思っています。

過去を振り返っても、あまり意味はないかもしれません。

 

今の私は、仕事は60歳を過ぎてもあまり変化はないのですが、趣味の世界の中では、着物生地やウイスキーに囲まれながら、この漫画の中の世界のような、ワクワク感を求めているのではないかと思ったりします。

野鳥を観察したり、庭でヒョウタンを作ったりしても、ワクワク感は感じられます。今までは、結構仕事に縛られてきた感じもしますので、これからは仕事以外で、このワクワク感を大切に生きていきたいと思います。

 

それでも、仕事にもワクワク感を求めて、いろいろなことをやってみたくなるのですが、欲張ってはいけませんよね。

 

今夜もウイスキーはおあずけです。首の痛みはほとんど治まりました。明日の朝で炎症抑制の薬は終わります。

送別会、なんとか出れそうです。具合はだいぶいい感じに戻っています。

それでは失礼いたします。

 

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