購入年月日:2021年10月16日
購入場所:お酒のちゃがたパーク 楽天市場店
購入価格:17,800円(税込金額、 送料別途:800円)
原料:モルト
度数、容量:57.1%、700㎖
今日は、大阪でバーを経営されているBAR「BARin」のマスター、坂本雅央さんがご紹介されていたワットウィスキーが到着しましたので、早速飲んでみたいと思います。
ワットウイスキーとはスコッチウイスキー業界でそれぞれ約20年もの経験を持つ、ワット夫妻(マーク・ワット、ケイト・ワット)が、キャンベルタウンの地で2020年に設立した新鋭のインディペンデントボトラーです。
ブランドのロゴにはTaste bud(味蕾)に着想を得たデザインが採用されています。これはIt’s all about the taste.というワットウイスキーの哲学に由来し、何よりも味わいを追及するという力強い思いが込められています。
また、ディレクターのマークは、人間が持つSynaesthesia(シナスタジア、共感覚)という知覚現象の内、『香りを色で感じる』ことができ、彼が感じた香りをロゴの色で表現しそれぞれのボトリングに個性を持たせています。
(上記リンク先、ワットウィスキー紹介記事より)
それでは早速飲んでみましょう!
〇色合い
赤みがかった琥珀色です。
- 澄んだハッカの香り
- 甘い薬草の香り
- 熟成感のある深いコク
- 木の樽の風味は丁度よく、これ以上は木の樽の風味が出過ぎるかも
- 干したアンズの酸味
- 赤葡萄酒のタンニン深い味わい
- 干して甘くなった渋柿
- 余韻は麦の風味とドライな甘い味わいが長く続きます
- 1割程度加水すると、全くの別の味わいに!コクとまろやかさが頂点に達する感じ。とてもうまい!
加水しないでストレートで飲んでも美味しいのですが、少し(1割程度)加水すると最高に美味しかったです。ボトルを買わないと、いろいろな飲み方が出来ないのですが、60度近いウィスキーは、40度ちょっとになるくらいに加水すると、とても美味しく飲めるものが多い気がします。
シェリーっぽい甘ったるさはなく、ストレートでは力強く、やや加水するととても滑らかで、マッカランの旧ボトルのような深みのある味わいを感じます。
解説に書かれているヒントから推測すると、蒸留所はグレンモーレンジのようですが、過去飲んだグレンモーレンジとは明らかに一線を画する味わいです。路線的には、シグネットが近いかも。
他の飲み方は、もったいなくてしていません。BARinのマスターには、美味しいウィスキーをご紹介いただき、心から感謝したいと思います。
ウィスキーは、プロのアドバイス。重要だと痛感しました。