今日は、アイリッシュのブッシュミルズです。写真のように光り輝くカッパー色の缶に入っています。ノンエイジなのに結構贅沢なお家付きです。
英文で、ブッシュミル蒸留所の古い歴史、三回蒸留のことなど詳しく書かれています。このカッパー色の缶は、蒸留所が伝統的な銅のポットスチルを使っていることを表しているようです。

度数は、40度。容量は700㎖。取り扱いは明治屋。このボトルは最近のものではなさそうですが、アイリッシュは昔から40度700㎖の仕様だったのでしょうか?オークションだとたまに、43%760㎖のボトルが高値で出されていたりします。やはり、古いものはスコッチ同じ仕様のようです。
アイリッシュはそれほど色の濃いウィスキーは見たことがないので、最初このウィスキーを見たとき、おやっと、思いました。でも裏面を見ると素直にカラメルで着色していると書かれています。
このボトルの他に、シングルモルトのボトルもいくつか出ているようです。10年や16年がオークションでもよく出ています。
このボトルの味わいは、香りは爽やかなライム系。味わいは超ライトでスムーズな感じです。甘い味わいは食前酒といった感じです。私には、軽すぎて甘すぎるといった感じです。
初めてウィスキーを飲んだ人が、このボトルを飲んだ場合、ウィスキー自体の特徴や印象をかなり極端にとらえてしまうのではないかと危惧されます。それくらい、ちょっと次元の違う軽さと甘さだと思います。
これが悪いとは言いませんが、もう少し深みのある味わいがあっても良いかもしれません。機会があればシングルモルトの方も挑戦してみたいと思います。