ブランデー名:オタールXO クリスタル
容量、度数:700㎖、40%
購入価格:7,920円送料:1,200円(佐川急便)購入場所:ヤフオクストア 蔵王リカー
今日は「オタールXO クリスタル」をご紹介いたします。☆応援よろしくお願いいたします➡![]()

1980年代半ばからの1990年代半ばくらいまで流通していたボトルです。

1990年代半ばを過ぎると、ボトルはカタツムリのような巻いている螺旋形状のボトルに変更されます。
このボトルまでは、スッキリとしたデザインのボトルになります。結構高級感があって素敵ですね。

コルク栓が折れたので、改造して別のコルクを取り付けました。そこそこうまくいったと思います。

それでは飲んでみましょう~

<色合い>
・深いきれいな琥珀色です。いやむしろ紅茶のような色合いですね

兄貴:『こ、これは旨い~』
<香り>
- ふくらみがあり、フレッシュなぶどうの香り
- 時間の経過とともに甘い香りは広がります
- 開栓したときの香りが素晴らしかったです
<味わい>
- フレッシュでコクのある深い味わい
- ぶどうの風味が直に感じられます
- 飲み進むと、バランスの良い旨みの虜になります
- スミレの花のような香りとともに、深く広がりがある余韻がとても印象に残ります
今まで高くて手が出せなかったオタールXO クリスタル。ようやくオークションで1万円以内で落札できました。
専用のケースと栓が付いていると2万円を切ることは難しかったのですが、最近は少し価格がこなれてきています。
このボトルは、1980年代半ばからの1990年代半ばくらいまでに流通していたものですが、その当時の販売価格は10万円~高い年で12万円。
世界の銘酒辞典を見ると平均熟成期間が50年!素晴らしい味わいのはずですネ~
それにしても、このオタール、フランソワ1世の居城で熟成されているブランデーで、この銘柄が生産されている当時は3割近くはフランス国内で消費されていたそうです。
大半が輸出されることが多いブランデーという商品の中で、それだけ多く国内で消費されるのは、フランソワ一世の居城『シャトー・ドュ・コニャック』で熟成され、国民から愛されているからなのかもしれませんね。
さて、オタールでこのXOクリスタルを極めてしまうと、残すところはあと1つ。濃いブルーの胸像のボトル「オタール・フランソワ1世・ロイヤルバスト」のみになります。
今回、なんと運よく破格の落札価格で入手することが出来ました。
このボトルは1990年代半ばまで販売されていましたが、当時は25万円から30万円で販売されており、ブランデーの最高峰のレミーマルタンルイ13世よりも高い価格でした。
この銘柄は、前述のお城の中で、約1世紀(100年)の期間熟成された原酒が一部使われているとのことです。
100年と聞いて、ブログアシスタントのミキさんもびっくりしています。(気持ちはもうクリスマスのようです。)

ウイスキーでも30年を超えると超・長期熟成という感じですが、100年近い熟成期間の原酒が一部でも使われていると聞くと30万円のお値段も納得できるような気がします。
次回はレビューできると思いますので、ご期待いただければと思います。


