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スプリングバンク10年現行ボトルの味の変化について

前からとても気になっていたことに、現行のスプリングバンク10年の味わいの変化があります。

モデルチェンジでボトルのラベルが変わるタイミングなどで味わいが大きく変わることはあります。

でも、現行の同じラベルのウイスキーの味わいが大きく変わると驚きますよね。

どうしてそなんことを言うかというと、以前映画を見る前に寄った、ショットバーで飲んだスプリングバンク10年が全然違う味わいに感じられたからです。

えーっつ!これスプリングバンクじゃないでしょ!

思わずお店の人に聞いてしまったほどです。

私が飲んでいたいたスプリングバンク10年は、2019年に2本購入したものです。

このスプリングバンクの味わいが私の基準になっていたのです。

uribouwataru.com

どうしてこんなことになったのだろう・・・

そう思っていろいろ調べて見ると、私以外にも多くの方がスプリングバンク10年の現行ボトルの味の変化に注目していたようです。

こでさらにいろいろ調べてみると次のような傾向があるようです。

<2020年まで>   

バーボン樽比率高め(バーボン樽70:シェリー樽30)    

潮気・ピート・麦芽感が前面    ドライで骨太


<2020年代〜>

シェリー比率やや増加(バーボン樽60:シェリー樽40)

フルーティさ・甘みが強調    丸みと華やかさ

 

私が、そのバーで飲んだ時の記事では『まるでスペイサイドのウイスキーを飲んでいるよう』と表現していました。

あと最近まで知らなかったのですが、スプリングバンク蒸留所のウイスキーには、ボトルの裏側の下の部分に、蒸留年月日が記載されています。

これで、上の分類に従って見てみると、なるほどなと思います。私が買ったのは2019年です。

 

かろうじて、以前の潮気・ピート・麦芽感が前面に出て、ドライで骨太なスプリングバンク10年だったのだと思います。

私が映画の前にバーで飲んだのは、2023年ですから、フルーティーさや甘みが強調された、丸みと華やかさを感じるスプリングバンク10年だったという訳です。

私の勘違いかと思いましたが、シェリー樽比率が10%増しただけでも、味わいが大きく変わるものだと思いました。

最近のボトルも悪くはないと思いますが、あまりにも味わいが大きく変わったので、戸惑っているということかもしれません。

ですから、以前のスプリングバンク10年の味が恋しい方は、オークションなどで、ボトルの後ろの下の部分で蒸留年月日を確認してから落札すると良いかもしれませんね。

気にならない方も多いかもしれませんが、私と同じようなことが気になる方は是非とも、飲み比べをしてみてくださいね。

 
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