ウィスキー名:サザーランド 2010 9年
容量、度数:30㎖、56.5%
原材料:モルト
販売者:B.BREEZE[ビーブリーズ]
今日は「サザーランド 2010 9年」をご紹介いたします。ビーブリーズさんの量り売りです。


ビブリーズのホームページより
『無骨でウマイクライヌリッシュ。奥にフルーティさもあって短熟だけどめちゃ良い子。B.BREEZEトンプソン初仕入れの子。』



では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- 朝日のやわらかい色合い
- 薄い枯れ芝色


<香り>
- 多少ツンときます
- 最初は芳ばしく、次第に微かに甘くクリーミーな香り
<味わい>
- 上品な酸味、レモンをドライフルーツにしたような風味がします
- キレ感のある味わいで、ジュシーなナシ、ミカンの皮
- ほんの少し加水するだけで、クリーミーなモルトの旨みが開いてきます
- 加水後の余韻はドライフルーツの風味も一層出てきます。乾いたレモンの皮の風味がじんわり残ります
- 3割くらい加水すると、酸味とクリーミーな風味が増してきます。かなりドライな味わいになってきます
- 加水後の余韻は、ドライな干芋のような風味が口の中に長く残ります
このウイスキーは、ボトラーズのボトルになります。蒸留所は、クライヌリッシュ。
1819年、ハイランドに創業し1967年に増設に伴い新蒸溜所として生まれ変わり、原酒の約95%をブレンデッドウイスキー用に生産し、ジョニーウォーカー ゴールドラベルなどのキーモルトになっています。
なかなか単体で飲むことは多くはないウイスキーですが、酸味の利いた香り高いウイスキーだと思います。
ただし、度数が56%以上あり、加水しながら飲まないと、自分好みの味わいには中々ならないように思えます。
700㎖のボトルを買うとなると1万円以上の出費になりますから、多少高くても「このような酸味の利いた柑橘系の味わいのウイスキーが好き」、という方向けではないかなと、思います。
なお、ボトルの絵は猫が描かれており、このシリーズは猫をモチーフにしたボトルラベルが毎回採用されているようです。


