ウィスキー名：オールド・スマグラー 特級表示 ミニチュアボトル
容量、度数：48㎖、43%（推定）
原材料：モルト、グレーン
購入価格：ミニチュアボトル50本くらいのセット、送料込みで約1万円購入場所：ヤフオク個人
輸入者：（株）日本S.T.ジョンソン商会
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今日は「オールド・スマグラー 特級表示 ミニチュアボトル」をご紹介いたします。
以前セットで落札したミニチュアボトルセットの中の1本だと思います。
このウイスキーは、以前フルボトルで飲んでいますが、今回のミニチュアボトルの方が若干年代的には古い気がします。
これで沢山あったミニチュアボトル、ほとんどご紹介し尽くしたのではないでしょうか。
では実際に飲んで行きましょう～
＜色合い＞
- 薄めの琥珀色。澱もなくきれいな色合いです。このウイスキーもグラスに入れてみると、なんとなくウリボウの色に似ています
＜香り＞
- 微かに甘く、爽やかな香り
＜味わい＞
- しっかりした味わいのなかに、原酒の旨味が顔を出してくるようです
- 飲みすすむと、わずかにクリーミーな酸味も
- 少し古本のような風味も
- 余韻はやや辛口の味わいの中に、キレのあるクリーミーな味わいが静かに残ります
- 加水するとまた少し別の個性を感じます。穏やかでありながら、少しスモーキーな質の高い高級ブレデッドウイスキーのような味わいです
今回で、このウイスキーは2回目ですが、土屋守さんの『ブレンデッドスコッチ大全』によると、この銘柄の意味は「落ちぶれた密造者」とのこと。（前回の記事でも触れています）
ふざけた名前ですが、J&G.ストダート社が19世紀半ばにリリースしたものだそうです。
同社は、ストダート兄弟が始めた会社ですが、シェリー樽で後熟させる手法を開発したと言われています。
現在のシングルモルトなどでこの後熟の手法は盛んに行われていますが、このような先駆者がいたからこそ出来ているのだと思います。
主要モルトはグレンバーギーなどそうそうたる原酒が使われているようです。
味わいはとっても豊かで、加水しても味わいが豊かな点は、とても優れたブレンドッドウィスキーではないかと思います。
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