キャンベルタウンロッホ2023が買えずにスプリングバンクをヤケ飲み

久しぶりにヤフオクで、ウイスキーを物色していたら、なんと「キャンベルタウンロッホ」が1万円台で売っていました。

スプリングバンク蒸留所が今年リリースしたノンビンテージのボトルのようで、最初はネットでは1万円以内で売られていたようです。

完全に出遅れてしまいました。この記事を書く直前まで、オークションで13,000円で出ていて、欲しくてたまらなかったのですが、送料入れて14,000円は少し高い気がして入札は踏みとどまりました。

スプリングバンク10年がすごく好きな私としては、キャンベルタウンジャーニーに次ぐ、期待感があったのですが。

おそらく、熟成期間的には若いですが、スプリングバンクがたっぷり使われた美味しいボトルの予感がしたのです。

 

実際に入札を見送ると、やはり後悔の念。人の心の変化、まったく冷静に対応する事って難しいものですね。

仕方がないので、虎の子のスプリングバンク10年を飲み始めました。やっぱりうまい。

 

モルトの香水と言われている蒸留所のウイスキーだけあって、ストレートで飲んだ時の美味しさは格別です。余韻に鼻に抜ける香味は、まさにかぐわしいばかりです。

 

今は2万円近くしていますが、あと1~2本は、その値段で買えるうちに買って置きたい気もします。1年に数回は飲みたい銘酒だと思います。

 

さて、今日は、20年ぶりくらいに高田馬場~早稲田界隈を散歩しました。

 

早稲田松竹で映画を観て、焼鳥屋さんで一杯ひっかけて帰りましたが、なんとシニア料金は900円。しかも2本立て!

さすがに二本一気見は出来なかったので、一本だけ見て帰りましたが、ファイル共有ソフトの開発者を題材にした映画でした。

winny-movie.com

 

なんとも切ない映画の結末にため息がでましたが、スプリングバンク10年を飲みながらしみじみと、人間の仕事や人との巡りあわせについて考えてしまいました。

 

久しぶりの高田馬場。懐かしい街並みのはずが、知っている店はほとんどありませんでした。

残ってるのは小学校くらいでした。琥珀色のモノトーンの記憶のなかには、高田の駅のホームで見た質屋の裸の壇上がくるくる向かい合って回転する噴水の記憶が蘇ります。

今は見る影もなく、レインボーカラーの電飾になっています。

 

この世の中、ウイスキーとの出会いも、限られた時間の中のほんのわずかな期間の偶然の出来事なのかもしれませんね。

油断すると、残りのボトル、全部飲んでしまいそうなので、今日はこの辺で。

お付き合いいただきましてありがとうございました~

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