久しぶりに、オークションでウイスキーを購入しました。今回はどれもオールドボトルで、中には30年以上経過したボトルもあると思います。
今回のボトルは、
1.ウシュクベ陶器211シリーズ
2.ベル陶器ボトル
3.オールドパー陶器ボトル
4,イモンクス陶器ボトル
5.バランタインファイネスト陶器ボトル
6.タラモアデュー陶器ボトル
の6点で、すべて陶器ボトルになります。
購入先は、関西のオークションストアさんで、送料・税込みの1本当たり単価は2,360円になります。
まあ、平均的な落札価格だと思います。ウシュクベの陶器ボトルは、現在値段が上がりつつあり、5,000円近くで落札されることもありますが、他のボトルは状態次第ですが、せいぜい、1,000円~3,000円といったところだと思います。
平均値は1,500円とすると、送料の1,500円をたすと、まあ、丁度平均的な買い物ということになります。
ただし、今回は重さを確認するのを忘れていますし、ボトルの状態もそれぞれ、そんなに言いようには思えないので、半分くらい美味しく飲めれば上出来かもしれませんね。※
※今回は、残念なことに、オールドパーとダラモアデューに液漏れが発生。梱包が甘かったの原因ですが、それぞれ300㎖くらいはのめたため、保証は請求しませんでした。あまり厳しく液漏れ云々と言いだすと、買取店で、陶器ボトルを買う業者さんが居なくなってしまうので、次回の奮起を期待することとしました。
さて、それぞれのボトルですが、おおよそいつくらいのものでしょうか?
手元に『世界の名酒辞典』がありますので、少し調べてみたところ、概ね80年代から90年代のものでした。
1.ウシュクベ陶器211シリーズ
内容量は、蒸発などで約680㏄。多少のエグミはありますが、まあまあ飲めると思います。
70㏄蒸発している分、状態も多少劣化している可能性はありますが、飲めなくはないと思います。
2.ベル陶器ボトル
こちらは670㏄くらい。ボトルは随分軽く感じましたが、670㏄入っていれば、良い方だと思います。
お味も悪くはなかったです。コルクがすんなり抜けたぶん、蒸発したのだと思いますが、コルクカスが必要以上にボトル内に落ちなかったのは良かったと思います。
3.オールドパー陶器ボトル
このオールドパーの陶器ボトルは、黒の12年より、少し古いボトルかもしれません。ただ、残念なことに、タラモアデューと並んで液漏れが激しく、300㎖しか残ってませんでした。
しかし、今回の一連のボトルの中では一番お味がよかったですね。それだけに液漏れは残念でしたが、少しでも飲めただけ良しとしましょう。詳細は後日レビューいたします。
4,イモンクス陶器ボトル
700㎖以上残っていた割には、エグミが強く、飲みづらいボトルいでした。少し時間を置けば飲みやすくなるかもしれませんが、ハイボールやホットウイスキーで飲んでみて改善されない場合は、廃棄処分とします。
オールドボトルの場合は、残量にかかわらず、お味がすべてです。時として残量に状態は比例しますが、このようにたくさん残っていても状態が悪いボトルもあるのが、オールドボトル購入の難しいところではないでしょうか。
5.バランタインファイネスト陶器ボトル
オールドパーの次に状態が良かったのが、このバランタイン。少しのエグミの後、すぐに甘くて複雑な味わいがやってきます。とても美味しいですね。当たりボトルです。内容量も650㎖くらい残っています。
6.タラモアデュー陶器ボトル
こちらもかなり液漏れしました。紙で濾してなんとか飲めるようにしましたが、300㎖くらいしか残っておらず、いちばん液漏れが激しかったボトルになります。
お味はまずまずでしたが、コルク回りがぐらついていて、これは発送も大変だったと思います。
今回は、総じて状態の悪いボトルや、発送事故も重なり、残念な部分もありましたが、それぞれのボトルのレビューは後日ゆっくりしてみたいと思います。
陶器のオールドボトルいでしか味わいえない美味しさも中にはあり、1万4千円近い出費ではありましたが、久々の陶器ボトル。
成果は十分あったのではないでしょうか。少なくても、自分としてはそう信じたいと思います。