今日は、先日着物を洗った続きを少し述べます。解いた後の記事は後日掲載する予定ですが、その過程で取り外した裏地について今日は簡単に見ていきたいと思います。
先日、奥さんの目を盗んで洗濯したアンサンブル(長着+羽織)は無事洗濯が終わり、解いてあとはアイロンをかけるばかりになっています。
多少穴があいていたりはしましたが、概ね上出来の結果に終わりました。
その中で、うれしい誤算というか、良いことがありましたので、ご報告いたします。それは、結構使える裏地が取れたことです。綿の藍色(藍染?)の裏地です。
綿の生地で、しなやかで落ち着いた藍色です。戦後の着物の裏地は、伝統的な藍染のものから、化学染料で藍色を出したものまで様々ですが、この生地(裏地)は、なかなかイケテル感じがします。
なぜかというと、巾着などを作るときの裏地に使いやすいのです。
特に紬の生地で巾着を作るときは、この裏地を使うと手触りも良いし、色落ちもしないので洗濯も出来るのです。結構優れものの、味のある裏地といった感じです。