今日は、グレンファークラスミニボトルから105を取り上げます。
105は英国式のプルーフ表示で通常の表記にすると60%。ほとんど加水しないとのことで、カスクストレングスといってもいいようです。
8〜10年熟成のモルトを主体としている割には、コクがあり、重量感のある飲み口が何とも言えません。
香りは、10年の爽やかな甘い香とは、全然異なり鼻孔の奥まで沁みるような鋭さを感じます。やはり60%の原酒といった感じです。わずかに加水すると甘い香りが引き立ちます。
個人的には、1/4~1/5くらい加水して飲むと香りも衰えず、味も引き立ちとても美味しいと思います。バルヴェニー党の私としては、105がミニボトル三本シリーズの中では一番印象に残り美味しいと思いました。特売の105は3,500円くらいでフルボトルが買えるようです。早めに押さえておきたい1本です。