今回は、結城紬の藍染の反物です。きれいな藍染めで、深みのある落ち着いた藍色を眺めていると心が吸い込まれていくような気がします。
反物を購入するのは、年に数回もないのですが、着物とは異なりほどく必要がないため、すぐにいろいろな加工に取り掛かりやすいメリットがあります。
でもこの反物は、出だしのところに少し汚れ等もあり、手洗いで洗濯してアイロンをかけたものです。
通常反物は長さが12メートル前後あるため、洗うのが大変でした。
でも、洗い終わってこうやって眺めてみると、手織りに近い風合いがあり、比較的安価な結城紬とは思えないほど、しっとりした風合いです。
大きめの巾着か買い物袋などを作ったら面白いかな等々、創作意欲がそそられるものがあります。
とりあえずはイメージが固まるまでは反物のままで保管していきたいと思います。