ウィスキーのおつまみ16 栗きんとん

今日は、前から気になっていた豊田市の川村屋さんの「栗きんとん」です。愛知県に来てから、この季節になると気になるお菓子の一つです。

川村屋さんは、私が今勤めている会社の近くにある老舗の和菓子屋さんです。日中はなかなか会社の外に出ることができないうえ、最近は午後4時までの営業になっているため、お昼休みとかでないと買いに行けません。

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関東に住んでいると、栗きんとんのイメージは、お正月のおせち料理に入っている、ねっとりした栗や芋のペースト状のなかに、瓶詰めのシロップ漬けの栗が丸ごと入っているものをイメージします。そんなにおいしいイメージがありませんでした。

しかし、愛知県で初めて食べた栗きんとんは、とても美味しく新鮮な味わいでした。また、1個でも結構なお値段で、この季節の高級なお菓子という感じがします。

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川村屋さんおのガラスケースのなかに、栗きんとんが鎮座しています。高速のパーキングエリアで売っている栗きんとんの方が、若干賞味期限は長いですが、堅めだったり、甘すぎたりと、栗本来が持つ素朴な味わいが感じられなくなっているものも多いと思います。

川村屋さんの栗きんとんは、賞味期限は翌日までと日持ちはしませんが、そのぶん食べたときの香りや、ふわっとした感触は生菓子ならではの味わいだと思います。お値段もそれほど高くありません。

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さて、この栗きんとんに合わせるウィスキーは、今回、グレンモーレンジのシグネットを選びましたが。独特のビターな味わい、ほろ苦いチョコレートのような風味。栗きんとんとは対極の味わいがコントラストとして楽しみると思います。

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この栗きんとん、日持ちはしませんが、ハイキングなどのお供に、ウィスキーをスキットルに入れて、紬の巾着に栗きんとんも一緒に持ち歩いてみたいと思います。私以外にも、多くの方にこの栗きんとんや川村屋さんのお菓子を味わっていただけたらな、と思います。

川村屋さんには、ホームページがあります。是非一度ご覧ください。
http://www.kawamuraya.com/