紬とウィスキー

ウィスキーの感想と紬生地の愉しみ方などを掲載していきます!

着物生地(195)抽象模様織り出し信州紬

購入年月日:2017年8月6日
購入場所:ヤフオク シンエイ
購入価格:270円(税込) 送料別途500円(ヤマト運輸)
購入状態:着物、状態は良
素材:絹

今日は、抽象模様織り出しの信州紬です。

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シンエイさんで買う信州紬は、だいたいこのような風合いの物が多いです。のっぺりとして、薄手で暗い色合いのものが多いのです。

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信州紬と一口に言っても、結構いろいろな種類があると思います。ウィキペディアを見てみると、信州紬は、長野県全域で生産され、1975年に、当時の通商産業省から伝統工芸品として指定された織物とのことです。 生産する地域によって、「松本紬」、「上田紬」、「飯田紬」、「伊那紬」、「有明紬」、「山繭紬」、「絁(あし)紬」、「絓(しけ)紬」などと呼ばれており、これらを総称して「信州紬」と呼んでいるそうです。

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山繭といわれる日本古来の繭を使ったものもあり、白い蚕の繭とは異なり緑色の繭とかもあるようです。いろいろ蚕も奥が深いみたいです。私がシンエイさんから落札する信州紬は、このようなのっぺりとした風合いの物が多く、本来の信州紬のイメージとはちょっと違うような気がしてなりません。

いずれにしても長野県では、古くから京都に絹織物を毎年供給していたので、産地ごとにいろいろな製法があっと思われます。もう少し、色々集めてみないと特徴は判らないかもしれません。

このブログでも取り上げた本で、「着物の織りと染がわかる辞典」(滝沢静江著)では、本来は草木染で歴史は、天平時代まで遡ると記されています。天正11年(1583年)真田昌幸が上田城を築城した際に機織りを奨励して大いに発展したとのことです。

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この着物の生地は、模様が大振りなため、大きい袋を作ったくらいであまり使ってはいません。結構古い生地なので、しっとりとはしてますが、本来の風合いはもう少し違うものだったのかもしれません。少し、ぺったりとした感じなのです。

今まで信州紬は10点近く落札してきたと思いますが、総じて同じような風合いです。きっと安いスタートのオークションで古い着物が多かったからそう感じたのかもしれません。

もう少し最近の信州紬も手にに入れることができれば、比較感が持てるかもしれません。信州紬、引き続き注目していきたいと思います。