紬とウィスキー

ウィスキーの感想と紬生地の愉しみ方などを掲載していきます!

着物生地(189)吉祥花間道手織り紬

購入年月日:2020年6月21日
購入場所:ヤフオク 平和屋
購入価格:2,100円(税込:2,310円) 送料別途1,100円(佐川急便)←今回トラブリました!
購入状態:着物、状態は優良
素材:絹

今日は、久しぶりに平和屋さんの着物を解いた生地です。オークションのタイトルは「吉祥花間道」。初めて目にするタイトルです。イメージはなんとなくわかりますが。

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オークションに掲載されている写真は、とても綺麗なのに私が洗濯してアイロンをかけた後の写真はイマイチさえません。洗い方やアイロンのかけ方が悪いのか。それとも写真が下手なのか。たぶん、両方なのかもしれません。

 
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色合いと言い、小さな花の模様と言い、生地の切り出し方にもよると思いますが、小物やブックカバーを作るのにはぴったりな感じです。向かって左側の縞模様部分が少し幅が広いので、その辺をどう考えるか工夫のしどころかもしれません。

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横にして使っても問題なさそうです。着物生地の最大の弱点は、横の幅が37cmくらいしかないという事です。縫い合わせて使っても良いのですが、模様を合わせすのが面倒な生地もありますし、中には全く模様が合わない場合もあります。まあ、割り切るしかないのですが。


でも、このようなお気に入りの生地で作った物は大変愛着が湧きます。この生地では最初にブックカバーと車のキーを付ける小物入れを作る予定です。


100円ショップで売っている金具とファスナーで作りました。端の縫いあわせなどは適当です。最初は会社が買ってくれたプラスチックのフォルダーを使ってましたが、かさばって膝に当たり、運転していると気になるのです。使ってみると、コンパクトサイズでしかも膝に触れても気になりません。我ながら、良いアイデアだと思っています。

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横着して、生地に合わせた糸を使わなかったのは後悔しています。また、端っこの処理が難しいです。特に、ファスナーの終わりの部分。なかなか習う機会がないので、ネットの情報で見様見真似で作っています。

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今回は6月末に買った着物を解いたものですが、やはり生地の良し悪しは値段に比例する部分もあります。風合いは、以前取り上げた昔の染の結城紬に近い風合いが感じられます。滑らかで触ると肌にしっくりきます。このような生地を入手できると、身の回りの小物を作るのが楽しくなります。

私の最近のモットーとして、「日常生活を豊かにしてくれるものにお金を使うこと」を心がけています。この着物は一着で2,100円しました。生地としては新品の綿の生地を買うことに比べれば、安いものかもしれません。しかし、着物の状態を時間をかけて解いて、洗濯してアイロンがけまですると作業しているうちに愛着が湧いてきます。

生地ですから、使い切ってしまえば無くなってしまいます。過去使い切ってしまった生地も沢山あります。でも、いつも思うこととして、最後に小さな巾着くらい作れるだけの生地は取っておきたい。そんなことを考えて、袖の部分だけ残してある生地も結構あります。

そのような未練を感じることは、意味のないことかもしれませんが、着物の生地は基本、いくつかは同じものが作られます。再び出会うこともあるので、少しでも残しておくと、時として役に立つことがあるのです。(記憶の断片にとどめることができ、また手繰り寄せることが出来る場合があったのです。)

最近、人との結びつきは極力減らそうと心がけていますが、生地とウィスキーについては、未知との出会いが待ち遠しくてなりません。