本紹介シリーズ5

今日は、ウィリアム・モリスの本をご紹介いたします。リンダ・バリー編、多田 稔監修の作品集です。とても良くまとまっていて、私の大切な本のコレクションのうちの1冊です。
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ウィリアム・モリスについては、いちご泥棒のようなカーテン生地をきっかけに知るようになったのですが、一度詳しく彼についてまとめられた本が欲しくなり購入したものです。なお、彼の活動の概要等を手っ取り早く知るには、ウィキペディアに結構詳しく掲載されているので、興味のある方は合わせてご参照願います。

(ウィキペディアより抜粋)
ウィリアム・モリスWilliam Morris1834年3月24日 - 1896年10月3日)は、19世紀イギリス詩人デザイナーマルクス主義者。多方面で精力的に活動し、それぞれの分野で大きな業績を挙げた。「モダンデザインの父」と呼ばれる。また、架空の中世的世界を舞台にした『世界のかなたの森』など多くのロマンスを創作し、モダン・ファンタジーの父と目される・・・以下略。
本の中身は、モリスの人となりや主な活動を丁寧に解説するとともに、各年代の生地や家具、またそのデザインなどを詳細に掲載しています。
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購入したのはブックオフ。4,000円近かったと思います。どういう経由で売りに出たかはわかりませんが、ほとんど新品のような状態でした。
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裏表紙のデザインもとても素敵です。一つだけ困ったことは、重すぎて寝ながら見るとすぐ腕が痛くなってしまうことです。やはり自分の書斎があってブランデーでも飲みながらゆっくり見る(読む)のが似合う気がします。私には当面実現できそうもありませんが。
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有名ないちご泥棒の紹介もしっかり掲載されています。原画は、結構濃い目の色使いになっています。私が一番好きなデザインは、下の写真のカーテン生地ですが、柄が小さい面の生地も結構販売されていて、色のパターンは数種類出回っています。この本の紹介記事を見ると当時も3パターン存在していたようです。
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この生地は、知人の整体院の室内装飾のために作った4枚の大きなファブリックボードの一枚です。カーテン生地以外にもモリスの生地は様々な用途に活用できると思います。
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目次を見ると多くの方が寄稿しているようです。時間があるときにゆっくり楽しみたいです。なお、この本は、1998年2月20日の初版で河出書房新社から発行されています。定価は12,800円(税別)となっています。