今日も、セットで購入した焼酎たちの中から、『香吟のささやき』をご紹介いたします。
ラベルのサブタイトルに吟造り麦焼酎と書かれています。
いいちこスペシャルに続いての麦焼酎、はたしてお味はいかがでしょうか。楽しみですね。
瓶の外側には、とても雰囲気のあるラッピングが施されています。瓶の外側にも解説が書かれています。


厳選された原料麦を50%まで磨いて「低温でじっくり21日間発酵」させたとのことです。


ラッピングをはがすと中からは、控えめなラベルが顔を出します。
それでは飲んでみましょう~
色合いは、無色透明。でも澄み切ったきれいな透明感です。番匠川の伏流水で仕込みがされており、度数は28%になります。
香りは、グラスに注ぐと甘い麦の吟醸香が仄かに香ります。清々しい穏やかな甘い香りですね。これはこれでありかと思います。
飲み口は28度の割には、かなり穏やかで飲みやすい味わいです。フルーティーな穏やかな甘さがほんのりと、のどを通って胃に落ちていく感じがいいですね。
ウイスキー飲みの私にとって、最初の印象は穏やかなウイスキーのニューボーンを飲んでいる感じがします。
度数が高く、このまま樽熟成させたら美味しいウイスキーになるのではないかと思えるほどです。
恐らく原酒はもっと度数が高かったと思いますが、飲みやすいい程度まで加水されて出荷されているのだと感じました。
私は焼酎の中では麦焼酎が一番好きですが、製造元によってかなり個性があり、どれもが飲み手を飽きさせない魅力に満ちていると思います。
今回の『香吟のささやき』、お酒単体としては、それほど個性が強いという感じはしませんが、ほのかな麦の吟醸香を楽しみながら、ゆっくり飲むのにはおススメの麦焼酎だと思います。
加水して飲んでみると、さらにサラリとした感じが増して、お食事とにも合うと思います。お酒が強くなく香りも穏やかなお酒がお好きな方には、お好みに応じて加水してお飲みいただくのがよろしいかと思います。