見果てぬ夢~今までお世話になりました

今日はこのブログの最後の記事になります。明日以降の記事はアップしていません。別ブログで展開していたアニメブログも更新はストップすると思います。

思えば、2019年の7月から試行錯誤で続けてきましたが、皆様に支えられて何とか5年近く続けることができました。

諸般の事情で、ウイスキー購入の目処もたたなくなることから、ブログをいったんは休止しようと思います。

ブログ自体は、しばらくはそのままにしておくつもりですが、場合によっては非公開にする可能性もあります。

 

今までご愛顧いただきありがとうございました。今後はコレクションしていた着物生地で巾着などを作り続けると思いますが、頻度は下がるような気がします。

ウイスキーは記事にしたのは900くらいですが、1000種類くらいは飲んだように思えます。乱暴な言い方をしますが、やはりお値段のするウイスキーは、美味しいものが多く、1000円くらいのウイスキーはよほど上手に選ばない限り、美味しいものには巡り会えないと思いました。

あと、これは所詮言っても仕方がない事なのですが、ウイスキー、あるいは酒が旨いかまずいか、ということはその人の好みが大きいです。

でも、一方でその人の人生で、どのくらいの種類とレベルの酒をどれだけたくさん飲んできたか、ということも大きな要素だと思います。

経験値が近い人同士であれば、感覚は共有できますが、経験値が違う人にとっては、あまり言っていることが判らない、ということになるのだと思います。

私のような素人のブログさえ、普段飲んでいる価格帯のウイスキーよりは高いウイスキーをご紹介しているケースもあり、そのようなケースで、これは旨いウイスキーですね、といっても記事を読まれる方の立ち位置が異なれば、あまり意味を成す記事ではないと思います。

 

所詮お酒のブログなどはそんなもので、興味を持って飲み始めたとしても、ウイスキーのようにお金がかなりかかる可能性があるお酒は、本心からあまり奨めらる類のものでないことは確かです。

 

それでも、私財をなげうってでも飲んで良かったと思えるウイスキーは、結構たくさんあるように思えます。

今後は、普段節約しながら、これはと思える様なウイスキーを数年に一本くらいは買って飲んでみたい気もします。

そして死ぬまでに、バルヴェニーTUN1401シリーズやキャンベルタウンの年代物の銘酒を飲むことができれば嬉しく思います。

スコットランドにも一度は行ってみたいですね。見果てぬ夢。尽きるところはありませんが、これは実現しないからこそ良いのかもしれませんね。

 

最後に、閉鎖された軽井沢蒸留所の13年もののウイスキーを飲みながらお別れしたいと思います。

樽の風味が素晴らしく、開栓するとフルーティーな香りがあたり一面に広がります。62.4%の度数でありながら、滑るように喉から落ちていきます。

山崎18年にも通じるおいしさかもしれませんね。このようなウイスキーは、安く譲っていただけたから飲めるのであって、普段の私では手が届かない贅沢品だと思います。でも、いつかは飲んでみたいと思う、素敵なウイスキーであることは確かです。

飲む機会が訪れたときに、こんなことを言っているやつがいたと思い返していただけると嬉しく思います。

 

また、着物の生地は数を集めましたが、十分な活用ができていないのも事実です。これからは、少しずつでも整理しながら、活用の幅を広げていきたいと思います。

このブログマスコットのウリボウ達も、静かに眠りにつきます。この記事を書いた後、家内の癌の発病もあり、今後の人生の方向性が見いだせないでいます。

それでも方針が固まったら、ブログも復活するかもしれません。その時まではゆっくりと私とともに休んでくれたらと思います。

今までお世話になりました。またいつの日にかお会いできればと思います。