今日は、幻の逸品のような反物をご紹介いたします。ジャングル大帝の木綿の反物です。
着物を購入していたミヤコシンエイさんから、10年近く前に購入したものです。恐らく、昭和の40年代前後の品物かも知れませんね。
最初は浴衣の生地かと思いましたが、よくよく見ると絵柄が横です。この向きでは浴衣などの着物には使えません。
手ぬぐいとかの材料の生地だったのかもしれませんね。ロックミシンで両端を処理すれば、手ぬぐいとしては直ぐに使えそうです。
多少黄ばみがある部分もありますが、ほとんどの部分は、十分に活用が可能です。
まずはロックミシンで端を処理して手ぬぐい。巾着袋などを作ってみたいと思います。でも、今のお子さんは、ジャングル大帝などご存じないので、誰も欲しがらないかもしれませんね。
裏地を厚手のものにして、ブックカバーを作っても面白いかもしれませんね。版権のマークもなく、そんなことに頓着しない時代のものかもしれません。
この生地を使って、商品を作ることはやめた方が良いかもしれませんが、懐かしく思う人にはお裾分けして、使ってもらいたい思いがあります。
購入金額は、33センチ✖19mで3,299円でした。1円で着物を落札していたこともあった時で、この値段は大島紬の中古の着物くらいのお値段だったと思います。
懐かしくて、熱くなって落札しましたが、改めて、見返すとそれほど使い道がある気がしませんね。
横向きのデザインということもあるかもしれませんが、少し小物を作ったら、再び押入れの奥で眠りにつくと思います。
恐らく、生地として販売されていてれば、子供さんのお弁当箱入れとか、体育館履き入れなどに加工されていたかもしれませんね。
まあ、ともかく半世紀ぶりくらいに日の目を見た生地かもしれません。
美味しいウイスキーでも飲みながら、昭和の時代にタイムスリップしたいと思います。
それにしても、ダルウィニー15年旧ボトル。最高にうまいですね~
日本のウイスキーもいつかこのような気軽に飲めるうまいウイスキーを作って欲しいと思います。
恐らくテレビで初めてジャングル大帝が放送されて、しばらくしてから作られた生地だと思います。
多くの方が入札されていましたので、懐かしく思った人が多かったのだと思います。
生地は上下向い合わせに同じ図柄が配置されていますので、巾着を作る場合は、他の生地と縫い合わせて、向きを揃えて作ると良いかもしれません。
手ぬぐいは使い勝手のいい長さに切って端を処理するだけで良さそうです。
我ながら、タイムカプセルを開けたような気分になっています。手塚治虫さんが果たした功績って、計り知れないと思っています。
われわれ日本人の心の奥底まで、日常生活に密接した親しみやすいキャラクターとして息づいているのだと思います。
この生地に限らず、子供用品をはじめ多くの日常品が作られたのだと思います。
この気持ちが薄れないいうちに何か作ってみたいですね。昭和ってこの懐かしさ、儚さ、いいな~
若い人にはわかんないだろうな~