ウィスキー名:グレンキンチー12年現行ボトル
購入年月日:2023年8月28日
容量、度数:700㎖、43%
原材料:モルト
購入価格:税込 5,115円
購入場所:目白 田中屋
今日は「グレンキンチー12年 現行ボトル」をご紹介いたします。
このウィスキーは以前ミニチュアボトルや量り売りなどで飲んでいますが、フルボトルを購入したのは今回が初めてだと思います。


では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- 綺麗な黄金色


<香り>
- 微かに甘く
- 次第に澄んだバニラの香り
<味わい>
- 基本は前回飲んだ量り売りのボトルと変わりません
- 甘くコクがある味わい
- スッキリした味わいの中に酸味を感じます
- ストレートで、スーっと入って行きます
- 後味はドライな甘みと酸味が、クリーミーなコクと共にしばらく残ります
- 3割くらい加水すると、さらにマイルドな味わいに
- ドライな風味が増し、わずかに苦み
- 加水後の余韻は、マイルドで優しい感じです
誕生日の翌日、目白の田中屋さんにお邪魔した時、財布の中には5千円札とわずかな小銭しかなかったので、お店の中で買えるウィスキーが、このウィスキーしかなかったのです。
すでに、量り売りでテイスティングした銘柄ですが、フルボトルで買ったのは今回が初めてです。
なかなか、ローランドのウィスキーを頻繁に買う機会は無いのですが、癖のないスマートな、スッキリした味わいは食事と絡めていただくにはうってつけの、美味しいウィスキーではないかと思います。
それにしてもウィスキー価格の高騰は、手に負えない側面が出てきました。
目白の田中屋さんで、店長の栗林幸吉さんが『一体どうなっちゃんだろねー』と今後のウィスキー価格の行く末に懸念を示されていました。
正直、いくら手間のかかるお酒だとしても、700㎖で一万円近い価格が当たり前になっているのが最近の傾向になっています。特に日本のジャパニーズウィスキーと呼ばれる分野でその傾向は顕著です。
駒ケ岳などの毎年発売されるエディションシリーズは、高熟成年数でないにも関わらず、8,800円という定価が板についています。
オークションではシリーズ直近モノの定価割れが続いているという事は、マーケットが厳しい評価をし始めた。
あるいは国内メーカーの甘えに気が付きはじめたと言えるかもしれません。
ウイスキーブログをするものは、決してやってはいけないことの1つに「メーカーに迎合すること」です。
きちんと自分の意見が言えなくなった時点で、そのブログやコメントは腐っていくのだと思います。
一方、スコッチでもシングルモルトをブレンドしたモルトウイスキーでも、価格は高騰しています。
日本人の所得が上がらない現在、このままではウィスキーは、庶民に手が届かない酒になってしまいそうで怖い気がします。
栗林さんのボヤキは、あながち単なるボヤキではないのかもしれませんね。
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