どうしようもないくらい、気分が落ち込んでいた日々がようやく、出口が見えてきた気がしています。人の運気って、やっぱり浮き沈みがあるものなのですね。
自分は意志が強いと思っていても、そのような運気の乱れのときは、ひょっとすると個人の意思や力ではどうにもならないのかもしれません。
まさに地を這うようにもがき苦しむ。そんな感じでした。
そんな中で、自分自身を元気づけるために、土曜日(昨日)は映画を見に行きました。
全国各地でインド映画『RRR』が再上映されているので、期待はしていたのですが、行きつけの大泉学園の映画館でも再上映が始まったのです!
この映画、初めて観たインド映画なのですが、恐ろしいくらいパワフルで、最近見た映画のなかではダントツの面白さでした。これぞエンターテインメント!といった感じです。
さっそく、上映の2時間くらい前にチケットを買いに行ったら、なんとほぼ満席、最前列の2つしか空いていない状態でした。
あえなく、諦めて月曜日に再度見に行くように方針変更し、『かがみの孤城』を再度視聴した次第です。
『かがみの孤城』、今回で2回目視聴です。映画を公開中に2回見たことは人生で一回もなかったのですが、今回は初めての経験です。
新たな発見をするとともに、肝心なシーンを結構見落としていたことが分かり、自分の映画を観る力がかなりお粗末なことを改めて、痛感しました。
特にショックだったのは、クライマックスの前段のシーンを覚えていなかったのです。何やっていたのかな~。考え事をしていたわけでもないし。
うーん。これはあと2~3回見てもいいかもしれませんね。でもこれも自分勝手な解釈かもしれませんが、この映画の大切なメッセージが分かった気がします。あらためて素晴らしい映画だな、と心の底から思いました。
あと、2回目の視聴で、第一弾入場者プレゼントとして配布されていた〈その後の風景〉が、スペシャル映像特典として本編エンドロール後に上映されたのです。
最近は、入場者特典は管理しきれないので、貰わないようにしているのですが、これはもらえていたら嬉しかったかもですね。
ほんとうに見たかった「その後の風景」を見ることができたのは、この映画の感動をさらに増幅してくれるような感じでとても嬉しかったです。
映画を観終わった後、歩いて帰りながら、人の『心のつながり』や『助け合い』について、しみじみと考えました。
そして、昔作ったアニメグッズ関連の会社で、フアンと製作会社をつなぐ商品の開発やアニメーターの方に原画や動画の販売権を与えて、少しでも収入アップにつながる道はないものかと、真剣に考えていた時代があったことを思い出しました。
あまりにも製作発注サイドと製作を受ける側との立場の違いや発注金額の安さなど、どうにもならない問題についても、悩んでいた気がします。
会議室で行ったアニメーターの体験イベントなど、製作会社から、現場のベテランの方が来られて講義や体験談などをしていただいたのも記憶に残っています。
来客や来場者からアンケートをとって、それをまとめて製作会社にフードバックにしたり、製作会社とアニメファンやスタッフの方々との交流を考えて、夢想していた時代が懐かしい気がします。
もっと、もっと手の打ち方次第では、面白い取り組みができたのではないか。
もう戻れない昔のことをいくら考えても、どうしょうも無いのですが、このような素晴らしい作品に触れ『心のつながり』『相手への思いやり・助け合い』の素晴らしさに触れると・・
まだ将来に夢を抱いていた頃の、無限の理想を追い求めた自分を、思い出さずにはいられないのでした。悲しいですね。そんなことを考えながら歩いていました。
私が映画を観ている間も、奥さんは仕事をしていましたので、目に飛び込んできたケンタッキー・フライド・チキンのお店で、チキンを買って帰り、先日買ったワインと一緒に奥さんと楽しみました。
ほどよく酔いが回った時点で、部屋に戻り、丸底付巾着を2つ作りました。1つは、数か月前にセットで購入した大島紬、もう1つは前回このブログでご紹介した切り嵌め調の手織り真綿紬で作った物です。
大島紬は茶色の色合いが独特で、小さい丸底付巾着ですが、良い感じに出来上がったと思います。碁石を入れて、出来ばえを確かめましたが、強度は問題ないようです。
次が手織り真綿紬で作った、少し大きめの丸底付巾着です。真綿のふわっと優しい生地の感触がなんとも入れませんね。
思わず、ウリボウ達を巾着の上に乗せてみたくなりました。やや紫がかった紺色ですが、シックなデザインと切り嵌め調の様々なデザインは、見ていて飽きが来ないと思います。
最近は、体調も万全ではなく、いろいろなことが重なって起きたためか、元気が出ない日々が続きましたが、映画を観たり、ワインを買ったり、美味しいラーメンを食べたりと、気分転換が徐々にですが、出来ている感じがします。
日曜日は、ブログでお世話になっている方と午前中お会いして、その後また映画にでも行こうかと思います。
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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