購入年月日:2021年10月31日
購入場所:個人
購入価格:8,250円 定形外郵便 (別途送料:710円)4本セット
① The Balvenie15年 Single Barrel 50㎖ 50.4%
② The Balvenie12年 Double Wood 50㎖ 43%
③ The Balvenie12年 Double Wood 50㎖ 40%
④ The Balvenie10年 Founder's Reserve 50㎖ 43%
今日は、ヤフオクにて落札した、バルヴェ二ーの4本セットから、The Balvenie15年 Single Barrel 50㎖ 50.4% を取り上げたいと思います。
バルヴェニーのTUNに次いで飲んでみたかったボトルです。やっと飲むとこができて感無量です。
今回は後ほど、10年のファウンダーズリザーブとの飲み比べも行いたいと思います。
バルヴェニー15年シングルバレルは、このミニボトルの50.4%のシリーズが一番オークション市場でも人気があります。
従来は、3万円台で落札できていたものが、最近では4万円台後半から5万円台後半くらいまで、落札価格は跳ね上がっております。
それでは早速飲んでみましょう!
〇開封
スクリューキャップでしたが、問題なく開封できまました。古酒に見られる固着などの状況はありませんでした。
〇色合い
薄めの琥珀色です。シングルバレルなのでカラメル等による着色などがないのかも知れません。この4本の中では一番色合いが薄かったです。
なお、フルボトルの15年シングルバレルは、色合いが結構琥珀色に近いので、フルボトルの方は、カラメルによる着色がなされているのかも知れません。今回のミニボトルは、わざわざ着色しなかった可能性があります。
- 酸味の利いたモルトの深い味わい
- オークション市場で人気がでるのも分かります。すごくうまいです
- コクがあり、シェリー系のような変なあまったるさもなく、ストンとモルトの味わいを感じながら胃に落ちる感じがします
- 私の人生の中で一番、すべての味わいの基準となるようなモルトの素直な旨さが感じらる、ウイスキーらしい味わい
- 余韻は、控えめだけれど訴えかけてくる、まろやかなふくらみのある柑橘系の味わいがほどよい酸味と共に長く続きます
ファウンダーズレザーブの10年と飲み比べると、あれだけ美味しいと思ったものが、少し淡白に感じます。
やはり単純に5年熟成期間の増加しただけだけでなく、シングルバレルとして、厳選した1つの優れた樽の味わいには、叶わないのかもしれません。
この飲み比べは、私にとって、ウイスキーの味わい方の感じ方にすごーく大きなパダイムシフトを呼びよこす、転機になった気がしてなりません。
10年のファウンダーリザーブと飲み比べてみると15年のシングルバレルの美味さが際立って感じられます。
あれほど、美味しいと思った10年もシングルバレル15年と較べると、少し色あせて感じられるのだから不思議です。
正直なところ、何でここまで15年のシングルバレルが人気があるのか、今まで全くわからなかったのですが、ミニチュアボトルですが、飲んで見て初めてわかることだと痛感しました。
至高の15年のシングルバレル!そう感じました。ウイスキー評論化のマイケル・ジャクソンが、このシリーズに極めて高い評価をしており、なるほど最高にうまいモルトとはこういうものかと感じました。TUNとは違ううまさを感じます。
さあ、あとはバルヴェニーTUNの1401シリーズを飲んでみたいという欲求にかられます。たまにオークションに出るTUNの401 シリーズは現在のオークション価格では軽く10万を超えます。
奥さん孝行をしながら、65歳に延長された定年の時には、お許しをいただいて、飲んでみたいと思っています。
飲めたら、必ずご報告いたします。