紬ではありませんが、タイトルのアイコンにも使っている昭和初期のちりめんです。
単衣の着物を丁寧にほどき、額にいれて飾ったり、タペストリーのように使って楽しんでいます。
現在、着物のオークションは、総じて作家ものや無形文化財系のもの以外はあまり高い値段がつかないのですが、ちりめんの着物は別格でコレクターが多いせいか、カラフルなものは結構高値で取引されています。
着物は古いものは生地が弱くなって破れやすいものもあります。保管状態にもよるのかもしれませんが、ウィスキー同様アタリハズレがあり、落札後モノが届いて、現物を見て一喜一憂しています。
ハクモクレンが大きく開いた花陰に、ウグイスのような小鳥が隠れるように止まっています。秋の空のような青色に、白地の生地がコントラストとして、映えわたります。こちらを正面から見ている鳥の顔は何とも言えない可愛らしさです。
このような生地に出会えるから、コレクションは止められないだと思います。これからも生地との出会いを大切にしながら、少しずつ集めて行きたいと思います。
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