ウィスキー(189)グレンリベット12年ミニボトル飲み比べ

今日は、以前まとめ買いしたミニボトルの最後の2本、グレンリベットの12年です。

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両方とも40%ですので中身はほとんど同じかもしれませんが、ラベルが微妙に異なるので飲み比べてみたいと思い、同時に開封しました。 
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向かって右側の裏ラベルは破れていて、何が記載されていたか分かりません。調べてみると向かって右側のボトルが旧ラベルで、左側が現行ボトルのようです。

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ぱっと見、グラスに注いだ色合いなどほとんど変わりませんが、飲み比べてみると微妙にわずかながら違いが感じられます。左側の現行ボトルの方は、爽やかな若草の香りと、ほのかな甘みと麦の味わいが口いっぱいに広がる、まさに現行ボトルといった感じです。

一方、右側のボトルはわずかながら、干し草のような香りがして、現行ボトルよりも甘みが強く感じられます。麦の香りは現行ボトルの方が強く感じますが、旧ボトルはそれほど強く感じません。その代わりに喉越しの甘さの余韻が結構長く続きます。

どちらが好みかといえば、旧ボトルの方がやや良いかなといった程度で、ドライな風味で麦の香りが好きな方には現行ボトルの方が合うかもしれません。いずれにせよ、個人的にはそれほど大きな違いでないような気がします。最近は旧ボトル信仰が大勢を占めていますが、現行ボトルもそこそこ健闘している銘柄も結構あるのではないかと思います。グレンリベットはまさにそんなウィスキーの一本ではないでしょうか。