今日は久留米絣の生地です。今までの生地のほとんどが正絹だったのに対し、久留米絣は通常は綿反から作られます。
なかなかおもしろい生地です。模様が大きめですから、作るものを考えないと作品とマッチしないかもしれませんが、出来上がったものはきっと愛嬌が感じられるおもしろい作品になると思います。
拡大するとこんな感じです。
綿の昔の着物は最近人気があり、正絹の着物よりもはるかに高い値段で取引されています。けっこう傷んでいても、図柄の良いものは3,000円以下で落札するのは難しいくらいです。せっかく、綿の生地の話題に触れましたので、次回以降も綿の生地を中心に見ていきたいと思います。