ウィスキー名:バランタインシングルモルト ミルトンダフ15年
容量、度数:30㎖、40 %
販売者:Shot Bar Online HITOKUTI WHISKY
今日もバランタインシングルモルトシリーズの記事になります。少しの間お付き合い、お願いいたします。
今回は「ミルトンダフ15年」をご紹介いたします。
Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYさんの量り売りです。
Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYのホームページより
『バランタインで使われるキーモルトをシングルモルトとして瓶詰したウイスキー。
熟成の際には、通常のブレンドに用いられる2~3回使用された樽とは異なり、一度も熟成に使用されていないファーストフィルのアメリカンオーク樽を使用している。』




では、実際に飲んでみましょう~
<色合い>
- 綺麗な琥珀色
<香り>
- アロエ、若草の香り
- 次第にかすかに甘い香りも
<味わい>
- 初見はバーボン樽熟成のような甘みを少し感じます
- ウェハースのような旨味
- 少し苦みを感じる時もあります
- 麦の甘い旨味がジンわり出てきて好感が持てます
- 余韻は多少ドライで麦の味わいが残り、少し酸味も口の中に広がります
- 少し加水すると、バランスの取れた甘みと酸味が好感が持てます。淡白に感じる面もありますが、麦の風味も残り、最後はフローラルな風味も出てきて、美味しいです
- ストレートでも、加水してもどちらもイケると思います
最初のうちは、バーボンチックな味わいと思いましたが、一度も使っていないアメリカンオークで熟成させているとのこと。
加水後の余韻がフルーツ、バラの花のような「すがすがしい香り」が出てくるのが、ファーストフィルの樽の効果として出てきているようです。結果としては、とてもうまく熟成されていると思います。
ストレートも美味しいですが、少しずつ加水していきながら、自分の好みの味わいを追求するのも、楽しいかもしれませんね。
全体的にみると大人しくブレンデッドウイスキーの供給モルトとして、ふさわしい位置づけだと思います。
でも、このようにシングルモルトして飲んで見ても十分に美味しさを感じることができるので、優れた銘酒であることには違いないと思います。