ウィスキー名: チェイヴェック コニサーズブレンド
容量、度数:30㎖、40%
原料:モルト、グレーン
販売者:Shot Bar Online HITOKUTI WHISKY
今日は、「チェイヴェック コニサーズブレンド」をご紹介いたします。Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYさんの量り売りです。
Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYのホームページより
『スコットランドやアイルランド等で使われる言語、ゲール語をモチーフにしたブレンデッドスコッチウイスキー。
タリスカーをキーモルトにノンチルフィルターでボトリングされる。』
ウリボウ達も興奮しているようです。美味しかったのかもしれませんね。


それでは飲んでみたいと思います。
<色合い>
- 綺麗な琥珀色
<香り>
- 澄んだハッカの香り
- 次第に微かに甘い香り
<味わい>
- 少し辛口でわずかな甘み
- ドライな味わいの中にスモモ、洋ナシ
- 舌先にピリリと来て、酸味も感じます
- 乾いた味わいの中にも、麦の爽やかな甘みが顔を出します
- 余韻はドライな甘みが静かに残ります
- 少しの加水で、酸味が強くなり、口の中がキューっとします。
- 加水後の余韻は、ローストした麦の甘い味わいがしばらく残ります
なかなか面白いウイスキーだと思います。スコットランドでは、地酒のような扱いのウイスキーだそうです。
「チェイヴェック」は、正式名は「チェイヴェック・ナン・イーラン」で、ゲール語で『島の可愛いお嬢さん』という意味になります。
このウイスキーは、タリスカー蒸留所のあるスカイ島に本拠を置くプラバンナリンネ社の製品で、地域振興とゲール語普及を意図して、ラベル表記がゲール語になっています。
キーモルトはスカイ島のタリスカーということですが、私的にはあまりタリスカーぽくない気がします。
テイスティングノートでは、
香り:モルト由来の芳醇でピーティな香り、洋梨や花のような香り。
味わい:ヨード感と潮っぽさ、モルト由来の蜜のような甘さと軽いスモーク、クリーミーでなめらかな舌触り。
フィニッシュ:オークとピートの複雑な苦味と渋み、穀物の甘み、最後にバニラのような甘さ。
となっていて、洋梨については私は味で感じることが出来たことは、少し嬉しい気がします。
あまりタリスカーを感じなかったのは、このウイスキーがブレンデッドウイスキーで、まろやかなグレーン原酒を使っているからかも知れません。
このぐらいソフトな仕上がりになっていると、スモーキーなウイスキーが苦手な人でも大丈夫だと思います。
あとは、(加水後に特に著しい)ドライな酸味が人によって好みの分かれるところかもしれませんね。