今日は、十日町紬です。十日町紬とは、新潟県十日町で作られている紬で様々な絣模様が印象的な、柔らかい風合いの紬の生地です。地色や図柄は豊富でオークションには多く出品され、手ごろなお値段で落札することができます。
抽象模様の十日町紬は、比較的多く見かけます。上手くいけば状態の良い着物でも数百円程度で落札できます。オークションに出品してる着物専門のショップでは、送料が500円で1円からスタートしているところもあります。着物生地で何かを作りたいとお考えの方は、一度ご覧になることをおススメいたします。(https://auctions.yahoo.co.jp/seller/afcmt806)
上の写真が一番この生地の風合いを現わしていると思います。十日町紬は総じてこのような色合いや風合いの生地が多いです。状態のいいものは洗濯機であらっても、あまりシワにならず加工もしやすいです。ただし、少し高くても手縫い仕上げの物を落札した方が解きやすいですし、風合いも良いものが多いです。ミシン仕上げのものは縫い目が細かく、おさえつけたように仕上げられているために、解くのに時間がかかります。風合いも堅めに感じるものが多いです。入門用の生地として、個人的にはおススメしたいと思います。